外観

学校名 頌栄女子学院中学校
共学・別学 女子校
住所 〒108-0071 東京都港区白金台2丁目26−5
ホームページ

https://www.shoei.ed.jp/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★★☆
  • 国語難易度:★★★★☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★★☆

頌栄女子学院中学校について

頌栄女子学院は、東京都港区にあるキリスト教系の女子中高一貫校です。帰国子女が2割を占め、将来を見据えた熱心な英語教育で知られています。

2026年度入試から英語利用入試が導入されます。(4科目入試と併願可能)

入学試験対策は、基本的事項の徹底理解のうえで、深い表現力や思考力、資料やデータの読み取り能力を養っていく必要があります。

 

入試の特長

①4科目全て100点満点と理科・社会も重視されています。

②国語の読解問題の中で、自分の経験をもとに作文する問いが出されます。

③英語入試は、英検取得の級によるみなし得点と国語・算数(4科目入試と共通)の得点で評価されます。

入試概要

頌栄中学校の入試概要について、募集要項と選考方法、入試日程と試験科目、偏差値と倍率など、合格のために知っておくべき情報を詳しく解説します。正確な最新情報は必ず学校公式ウェブサイトをご確認ください。

 

入学試験日

第1回 2026年2月1日(日)

第2回 2026年2月5日(木)

 

入試の受験者数と倍率

  定員数 受験者数 合格者数 実倍率
2025年度

①100

②100

①222

②346

①110

②115

①2.0

②3.0

 

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ
国語 100点 40分 標準 標準 20% 10% AB
算数 100点 40分 標準 標準 20% 20% AB
理科 100点 40分 標準 標準 15% 20% AB
社会 100点 40分 やや多 やや難 15% 10% AB

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文

●小説・物語文

●漢字の読み書き

●記述式問題

算数

●計算

●旅人算

●数の性質

●場合の数

●推理算

●平面・立体図形

理科

●植物・動物

●水溶液の濃度・中和

●力のつり合い・電気

●天体

●地層・地震

社会

●日本地理総合

●日本歴史総合

●政治総合

●時事問題総合

頌栄女子学院中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

論説・説明文1題と小説・物語文1題、またはどちらか1題が出題されます。語彙力の問題は文章中の中で出題されることが多いですが、独立して出題されることもあります。語彙力、必ず出題される漢字は、日々の継続的な学習を欠かさないようにしてください。
長い文章が出題されるため、普段から時間や文章構成を意識しながら読解力を付けてください。記述の中に、自分の経験をふまえて作文させる問題も出されるため、文章として成り立ち、使う言葉にも気を付けながら相手に伝わるように作文できる力も付けてください。

 

 

試験で高得点をとるポイント

まずは、漢字を手早く丁寧に書いてください。
読解問題は解きやすそうな文章から解き始めましょう。40分の時間なので、くれぐれも時間配分に気を付けてください。記述問題の配点は高いので、時間切れで書けなかったとならないように過去問演習で時間配分にも慣れておきましょう。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

大問1が計算と「一行問題」、大問2以降が応用問題という構成となっています。 正確な計算力、標準的な内容を身に付けるのはもちろんですが、数の性質、規則性、立体図形、割合・比など頻出単元は思考力を問われるような問題まで学習しておきましょう。解答に至るプロセスの説明を要求する問題も出題されるため、考え方を相手にわかりやすく説明する力も試されます。そのため、問題をパターン化して覚えて解くのではなく、プロセスを明確に理由付けして解答する学習が不可欠です。 

 

試験で高得点をとるポイント

大問1は基本的な内容がほとんどなので、正確に短時間で解いてください。ただ、難解な問題が紛れている場合があるので、解ける問題を取捨選択することも求められます。解答プロセスを記載する問にも時間が割けるように解き進めていきましょう。文章題は、問われていることの内容を整理しながら読み進め、論理的に考えて解いてください。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

生物・化学・地学・物理の4分野から各1題、計4題が出題されています。各分野から、1つのテーマをもとに図・表・グラフなどの資料を読み解き、与えられた条件をもとに考えて答えていく形です。基本的な知識を身に付けたうえで、それを使って思考する力、計算する力、表現し記述する力が求められています。計算問題はしっかりと対策を取っておきましょう。過去問で慣れておくのはもちろん、余裕があれば、同レベルの学校の似た傾向の入試問題で対策を取っておくこともお薦めします。最近話題となっているものがテーマとなることもありますので、科学がらみのニュース等にも日頃から関心を持ってください。

 

 

 

試験で高得点をとるポイント

40分でかなりの量を解かないといけないので、時間配分には十分気を付けてください。得意分野や解けそうな分野から解いていきましょう。計算問題で時間を取られすぎないように注意してください。提示されている資料、会話文やリード文の中の条件で要点箇所はチェックしながら読んでいくようにして、ミスのないよう、取りこぼしのないようにしてください。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

時事問題を切り口とした総合問題が地理・歴史・公民の3分野と絡めて出題されます。まずは地名や人名、その他用語を漢字でかけるようにするなど基本的な知識はしっかり身に付けてください。そのうえで、その知識を基に、地形図、表、グラフ等の資料から情報を読み取り、考えて答えられる力をつけてください。理科と同じように、同じような他校の入試問題での演習をしておけるとより良いです。日本だけでなく、世界で話題になっている出来事に絡めて出題されることも多いので、日頃から幅広い視野で社会問題などに関心を持っておきましょう。

 

 

試験で高得点をとるポイント

文字数が非常に多いので、素早く文章を読み、知識で答えられる問題はテキパキと解答していくスピード感が大事です。
問題文の「カタカナで」「漢字2字」「すべて」などはくれぐれも読み間違いのないようにしてください。
短めの記述もありますので、要点をおさえて手早くまとめてください。

対策まとめ

榎本先生

頌栄女子学院中学攻略のポイントは、「思考力」「表現力」「社会問題への関心」です。

各教科ともに、基本的事項の学習を進める際には、思考力表現力も磨いていくことが重要となります。日々の計算、漢字、語句や、基本的事項の習得を積み重ねつつ、単なる暗記ではなく理由付けをしながら解答に至る姿勢を持って学習を進めましょう。

また、日頃から世界の時事問題に関心を持ち、学習している内容とのつながりも考える習慣を身につけられると良いでしょう。

入試問題レベルの演習に慣れておく必要があります。家庭教師の先生にやるべき学習の指示をもらいながら、頌栄女子学院中学合格目指して頑張りましょう。

 

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