外観

学校名 駒場東邦中学校
共学・別学 男子校
住所 〒154-0001 東京都世田谷区池尻4丁目5−1
ホームページ

https://www.komabajh.toho-u.ac.jp/

総合難易度:★★★★★

  • 算数難易度:★★★★★
  • 国語難易度:★★★★★
  • 理科難易度:★★★★★
  • 社会難易度:★★★★☆

駒場東邦中学校について

駒場東邦中は東京都世田谷区にある東邦大学が設置した中高一貫の男子校です。
昭和32年の設立当初から少人数制指導を取り入れ、進学実績の高い人気校です。
入試問題は、どの科目も全般的な知識が求められ、その上で知識や提示される文章、資料等を論理的に考える総合的な応用力が求められています。

 

入試の特長

①総合的な学力が求められている。

②論理的な思考力・記述力が必要。

③資料の読み取り問題多い。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 要思考力問題率 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 120点 60分 普通 46% 20% 20% AB 56%
算数 120点 60分 普通 35% 20% 20% AB 64%
理科 80点 40分 普通 15% 10% 25% AB 63%
社会 80点 40分 普通 42% 25% 10% AB 59%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●漢字の書き取り

●物語文

算数

●周期・規則性

●数の性質

●場合の数

●面積

●相似

理科

●小問総合

●動物

●地層・気象

●溶解度・光

●力学・電気

社会

●全分野が1つの大問の中に入っている総合問題

●地形図

●統計資料、表、グラフ

●記述

●時事問題を絡めてある

駒場東邦中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

長文(6,000~8,000字)の読解問題1問で、ほとんど物語文の出題です。
登場人物の心情の読み取り、心情の変化が捉えられるように、1つの文章を順序立てて読み込んでいく学習をしてください。100字ぐらいまでの記述もあるので、求められていることをまとめて書く力も必要になります。語彙力は文章を読む上でも必要になりますのでしっかり勉強しておいてください。漢字は15問ぐらい出題されます。

 

試験で高得点をとるポイント

漢字をまず一番最初に。選択肢問題の迷いであまり時間をとられすぎないように。とりあえず答えを書き、余った時間でもう一度再考を。記述問題は条件を守るように。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

図形問題、面積に関する分野、相似・合同による面積の求め方、数の性質、場合の数等頻出分野はさまざまな問題に慣れておく必要があります。
思考力を必要とされる問題も出され、「答えの出し方」も書くことが求められています。設問を読み間違えるミスをしないよう、普段から長文の設問内容を論理的に考えるよう気を付けてください。

 

試験で高得点をとるポイント

長分の設問、条件を間違わないように。小問(1)(2)は確実に。(3)は全部解けなくても分かるところまででも途中式を書いて部分点を取ろう。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

偏りのない知識が必要です。さらにその知識を使って実験、観察の経過、結果を分析する力が求められます。過去問等問題を数多くこなし、論理的に思考する応用力を身に付けて下さい。物質の状態変化、物質とエネルギーでは計算問題も多いので、問題に慣れておいて下さい。

 

試験で高得点をとるポイント

大問1の小問をまずできるだけ早く解けるように。他は得意分野から。計算・作図等の時間に気を付けて下さい。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

歴史・地理・公民とも知識問題は漢字で書けることも含めて全般的にしっかりと覚えて下さい。各地域ごとに歴史・地理・公民を絡めてまとめてみるのもいいかもしれません。リード分、地形図、統計資料(表・グラフ等)からの読み取りも知識をフル活用しつつ、自分でも考えて要点をまとめて記述できるように学習してください。

 

試験で高得点をとるポイント

リード文の読みは素早く、テンポよく解答を。資料の読み取りは、問題で聞かれているポイントを見逃さないようにチェックを。

対策まとめ

榎本先生

駒場東邦中攻略のポイントは「総合力」、「記述力」、「資料の分析力」です。

記述、途中式等が多いので、論理的に考えていく過程が合っていれば、部分点をもらえます。

詰め込みで知識を覚えていくのではなく、普段から「どうしてこうなるのか?」と自分で 考えていく勉強を心がけてください。

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