外観

学校名 成蹊中学校
共学・別学 共学校
住所 〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3丁目10−13
ホームページ

https://www.seikei.ac.jp/jsh/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★☆☆
  • 国語難易度:★★★★☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

成蹊中学校について

成蹊中は東京都武蔵野市にある中高一貫の共学校です。
内部進学で成蹊大学へも進学できますが、内部推薦を保持したまま他大学への受験も可能なことから、外部へ進学する生徒も多くなっています。
入試問題は記述が多いので、求められているものをきちんと読み取り、それに対する解答をまとめられる力を付けて下さい。

 

入試の特長

①国語・社会では記述が多い。

②理科は実験・観察を主体にした出題。

③社会は、近・現代史・政治を中心にした出題。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 要思考力問題率 難問出題率 出題タイプ
国語 100点 50分 普通 やや難 48% 52% 8% AB
算数 100点 50分 普通 普通 0% 10% 15% A
理科 50点 30分 普通 普通 5% 10% 5% A
社会 50点 30分 普通 普通 40% 10% 5% A

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●漢字の書き取り

●説明文・随筆文

●物語文

●記述

算数

●計算

●特殊算・規則性

●割合・比速さ

●平面図形・立体図形

●表・グラフ

理科

●植物・動物

●気体・水溶液・物質と変化

●てこ・輪軸・浮力・電池

●天体・地層

●実験・観察

社会

●近・現代史

●時事問題

●憲法・三権分立

●融合問題

●資料読み取り

●記述

成蹊中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

長文読解の問題が出題されます。物語文では心情の変化等を深く読み取れ、問いに対して的確に要点をまとめて書けるように記述対策をしてください。
説明文もむずかしい内容のものがでますが、指示語、接続語、語句等の使い方を理解して、論理的に読んでいけば、解けるようになります。自分の思い込みで解答せずに、筆者の主張を読み取って解答できるように学習しましょう。

 

試験で高得点をとるポイント

漢字の書き取りを先に。得意、不得意が特になければ、説明文を先に解いて、残りの時間で物語文を解くようにするといいと思います。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

分数・少数を含む四則計算、典型的な小問問題は確実に点がとれるように。図形問題は角度を求める問題等簡単な問題から応用問題まで出題されます。問題演習を重ね、図形的な感覚を幅広く養ってください。
速さ・割合・比も頻出しています。
普段の学習からスピードを意識して、当日時間が足りないとならないよう気を付けて下さい。

 

試験で高得点をとるポイント

大問1、2を素早く。大問2小問5で時間を取られすぎないように。大問3も確実に。大問4以降の最初の方の小問はミスの無いように。時間配分にも注意を。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

実験・観察を絡めた問題が重視されています。学校での実験・観察の時は積極的に参加するのはもちろん、基礎的な知識をまんべんなく身に付け、問題演習を重ねてください。計算問題、表やグラフの読み取りも対策をしっかりと。

 

試験で高得点をとるポイント

得意分野から手をつけましょう。難問はありませんが、試験時間が30分なので、気を付けて。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

近・現代史や政治を中心として出題されます。そこに日本地理・世界地理・時事的な要素が加わり、大問2題で出題されます。
基本的な知識はもちろんですが、特に近・現代史は政治とも関連付けて理解して覚えて下さい。資料を分析して読み取り、適格に表現できる記述の力も養って下さい。

 

試験で高得点をとるポイント

記述問題は部分点をもらえるので、分かる限り記入してください。見直しの時には、問題文、設問、資料を読み込んで確認を。

対策まとめ

榎本先生

成蹊中攻略のポイントは「スピード」、「記述」、「社会への対策」です。

算数は、問題の難易度はそれほど高くないですが、問題数が多いため、問題を読み込むのに「スピード」が必要になります。時間を意識しながら、問われている内容を落ち着いて理解した上で「正確に」解くようにしてください。

また、国語、社会において「記述」が多いので、設問の条件に沿って要点をまとめて書ける力が必要です。

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まずは現在の学習状況や目標を把握し、限られた時間の中でベストな方法をご提案いたします。

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