外観

学校名 早稲田高等学院中等部
共学・別学 男子校
住所 〒177-0044 東京都練馬区上石神井3丁目31−1
ホームページ

https://www.waseda.jp/school/jhs/

総合難易度:★★★★☆

  • 算数難易度:★★★★☆
  • 国語難易度:★★★★★
  • 理科難易度:★★★★☆
  • 社会難易度:★★★★☆

早稲田高等学院中等部について

早稲田大学高等学院中等部は東京都練馬区にある男子校で平成22年度からの新設校です。
その名の通り早稲田大学の附属校であり、原則として卒業生全員が早稲田大学へ進学することができます。
校則がほとんどないなど非常に自由な校風で、生徒一人ひとりの個性と潜在能力を伸ばす教育に力を入れているのが特徴です。

 

入試の特長

①算数は問題によって難易度の差が大きい。

②国語の文章量が多い。

③理社は計算・記述問題で差が生まれる。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 50分 やや多 30% 10% - -%
算数 100点 50分 やや多 やや難 30% 40% - -%
理科 80点 40分 多い やや難 30% 15% - -%
社会 80点 40分 多い やや難 25% 15% - -%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文

●小説・物語文

●漢字の読み書き

●ことばの知識

●語句の意味

算数

●速さ

●図形(回転)

●図形(軌跡)

●図形(求積)

●水槽問題

理科

●生物と環境

●物質と変化

●運動とエネルギー

●地球と宇宙

●各分野からバランスよく出題されます。

社会

●地理総合

●歴史総合

●政治総合

●各分野からバランスよく出題されます。

早稲田高等学院中等部の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

長文読解が2題(論説文・物語文)という構成です。特徴としては、文章量が8000字ほどと非常に長く、さらに哲学的で抽象的な内容でとっつきにくいものが出題されることがある点です。よって、日ごろから抽象的な内容の問題に取り組んだり、読書に取り入れるなどの工夫が必要です。
また、分からない語彙などが出てきた場合などは一つひとつ調べておくことも重要です。また、各大問の初めに漢字の書き・読みが出題されるので、確実に得点できるように日々の学習に漢字の読み書きを取り入れることも必要です。

 

試験で高得点をとるポイント

文章が長いが、必要以上に時間をかけないように注意する。その後、記述問題以外を素早くこなし、記述問題のための時間を確保することが必要。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

大問数は4題で、大問1は計算問題と各分野の小問集、大問2以降は応用問題となっています。よって大問1を落とすのは命取りとなるので、素早くかつ正確にこなせるようにしておく必要があります。
大問2以降の応用問題は各分野の融合問題となっており、難易度もぐっと上がります。見たことのない問題を前にしても自分で1から考えていけるるように、日々の学習においても所見の問題にひるまず立ち向かう姿勢と、とことん考え抜く思考力を意識して身に着けておく必要があります。

 

試験で高得点をとるポイント

大問1をすばやくかつ正確に完答し、大問2以降に時間をかけられるようにする。
大問2以降では、比較的難易度の低い(1)から確実に解いていき、解けるはずの問題を落とすといった取りこぼしを防ぐ。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

分野としては各分野からバランスよく出題されます。ある実験をもとにして、その結果を表やグラフから読み取るような科学的思考力が求められる問題が多いのが特徴です。実験を題材にした問題を通して、科学的思考力を養っておく必要があるでしょう。
また、解答形式としては選択問題・計算問題・作図問題がありますが、もっとも差がつきやすいのは計算問題です。力学や電流、発熱量、湿度、地震など、どの分野の計算問題でも対応できるように演習しておくことが合格に大きくつながります。

 

試験で高得点をとるポイント

単純な選択式・作図問題を素早く解き、思考を要する問題、特に計算問題に時間をかける。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

分野としては地理・歴史・政治からバランスよく出題されます。解答形式は大半が選択式もしくは適語記入ですが、問題量が多いので基礎知識を素早く引き出せるように演習を積んでおく必要があります。漢字指定の適語記入があるので、日ごろから漢字で解答する習慣をつけておきましょう。
また、記述問題が出るのも特徴で、25~50字の記述、100字の記述があるので、用語や歴史的背景を自分の言葉でしっかりと説明できるように訓練しておくことも合格には不可欠です。

 

試験で高得点をとるポイント

選択問題・適語記入問題をスピーディに解き、記述問題の時間をしっかりと確保した上で、最後に記述問題を解く。

対策まとめ

榎本先生

早稲田高等学院中攻略のポイントは「思考力」、「読解力」、「記述力」です。

算数・理科では数学的思考・科学的思考を問う問題が数多く出題されます。そのため、解法を暗記するのではなく、自分だけで思考して解決の糸口を探す力が要求されます。

また、国語だけでなく算数でも比較的長い文章が出題されるため、読解力が要求されます。長い文章を見ると、難しいと考えがちですが、逆にその分ヒントが多く含まれていると思って、ヒントをたくさん掘り起こすように意識で取り組むとよいでしょう。

最後に、各科目とも記述問題が必ず出題されています。ハイレベルな受験生が多い分、記述問題が差がつくポイントになるので、しっかりと訓練しときましょう。

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