外観

学校名 山手学院中学校
共学・別学 共学校
住所 〒247-0013 横浜市栄区上郷町460番地
ホームページ

https://www.yamate-gakuin.ac.jp/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★☆☆
  • 国語難易度:★★★☆☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

山手学院中学校について

この学校は高校からの募集もしているため完全中高一貫校ではありませんが、中学からの入学生は高校からの入学生とは混じらない中高一貫クラスで学ぶため、実質的には中高一貫の教育がなされています。
学校法人となる以前の山手学院の前身が英語塾であることから、その名残で現在でも英語教育を重点的に行っています。校風は自由を尊重し、のどかでのんびりした雰囲気があります。

 

入試の特長

全体的に問題数が多めである傾向にある。
問題のレベルは基本レベルから標準レベル程度の問題が多いが、細部にわたる幅広い知識を要するものや、単なる断片的な知識の暗記だけでは解けない問題も含まれるため、過去問練習を含めた入試問題練習をしっかりと行っておくことが重要である。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 50分 やや多 普通 20% 5% A 70%
算数 100点 50分 やや多 普通 0% 10% AB 70%
理科 80点 40分 やや多 普通 0% 5% A 70%
社会 80点 40分 やや多 普通 0% 5% A 70%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文

●小説・物語文

●漢字の読み書き

●ことばの知識、語句の意味

●文法

算数

●計算

●数の性質、数列・規則性

●割合、場合の数

●還元算、旅人算

●平面図形、立体図形

理科

●生水溶液の性質

●溶解

●力のつりあい

●天体

●4分野総合問題

社会

●国土と自然

●農林水産業

●明治~平成時代

●歴史総合

●歴史総合

●国際関係・国際政治

●政治総合、時事問題

山手学院中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

長文問題対策として、文章を早く正確に読み取る練習が必要。長文問題では内容の読み取りに加え、語句の意味を答えさせる問題がよく出されるので、語句の意味を充分に暗記しておくことが重要。
また記述問題も出題されるので記述対策も必要である。知識問題としては漢字の他にことばの知識を問う問題も出題されるので日頃からよく練習しておくことが大切である。

 

試験で高得点をとるポイント

まず知識問題を素早く解答し、長文問題は文章を読みつつ選択問題から手をつけていき、記述問題も出来るだけ全部解くことが肝心である。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

計算問題と基本レベル問題で全体の半分ほどを占めるためここで確実に得点できるよう基本を充分に練習しておくことが肝心。
その他の頻出分野として、数の性質、数列・規則性、割合、場合の数、還元算、旅人算、平面図形・立体図形があげられるので、それらの分野を重点的に練習して解けるようにしておくことが合格への最短距離となるであろう。旅人算以外の特殊算もよく出題されるので幅広くおさえておくことが必要。

 

試験で高得点をとるポイント

[1]の計算と[2]の応用小問から解いていき、大問は比較的簡単な(1)をまず解答し、全ての大問の(1)ができてから(2)に移る方が有効なことが多い。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

難問は出題されないが、計算問題が何問か必ず出題されるので、よく練習しておくことが重要。分野別では特に水溶液の性質、溶解、力のつりあい、天体から比較的多く出題されているが、全体としてどの分野からもまんべんなく出題されているので幅広く練習しておくことが必要。

 

試験で高得点をとるポイント

暗記していれば解ける知識問題から手早く解いていき、計算問題もできるだけ多く得点できるようにしてゆく。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

地理、歴史、政治分野からバランス良く細部にわたって出題されるため、深く幅広い知識を体系的に覚えていくことが重要である。環境問題や時事問題も多く出題される可能性が高く対策が必要である。

 

試験で高得点をとるポイント

出題されている問題は知識があれば解ける問題が多いので、解ける問題からどんどん解いていくことが効果的である。

科目別類似問題傾向の学校

科目 問題傾向が似ている学校
国語

西武学園文理中学校、江戸川学園取手中学校、明治学院中学校、桜美林中学校

算数

神奈川大学付属中学校、専修大学松戸中学校、森村学園中等部、成城学園中学校

理科

聖徳大学付属中学校、東京純心女子中学校、浦和明の星女子中学校、日本大学第二中学校

社会

栄東中学校、昭和学院秀英中学校、麗澤中学校、開智中学校

対策まとめ

榎本先生

山手学院中学校攻略のポイントは、「計算力」「スピード」「苦手分野を作らない」です。

算数や理科では計算の処理能力が問われる問題が出題されることが多いので計算で間違わないように練習しておくことが重要です。
また問題量もやや多いので手際よく解いていくスピードも必要です。出題範囲がバランスよく全般にわたっているため、苦手な単元を持たないようにすることも非常に重要です。
他の同レベルの学校に比べると比較的解きやすい問題が多く出題されますが、知識問題では幅広く細かい知識まで問われることがありますので細部までしっかりと覚えておくことが大切です。
記述問題もそれほど多くはありませんが出題されますので、記述問題対策も十分にしておくことが肝心だと思われます。

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