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もしあなたがあなたのお子さんを法政二中にどうしても合格させたいのだけれど、お子さんの成績が芳しくない状況にあるとしたら、あなたはどうしますか。
塾だけでは心もとないので、家庭教師をお願いしようと考えるかもしれません。
でもあなたは疑問に思うかもしれません。「家庭教師は塾とどう違うのだろうか。」「家庭教師はどのような指導をしてくれるのだろうか。」「家庭教師を頼めば合格できるのだろうか。」等々。
ここでは、その様な疑問にお答えするために、私(アクセス中学受験プロ講師責任者 中西俊一)が、どのようにして生徒を法政二中へ合格させているのか、その指導テクニックの一例をご紹介したいと思います。
もちろん、家庭教師を頼んだから絶対に合格できるとは申しませんが、合格への可能性を可能な限り高めることはできると思っております。
最近の実例として、M君(仮名)の家庭教師として指導を行った時のお話をさせていただきます。法政二中を受験予定の方のご参考になれば幸いです。

M君は四谷大塚に通うやや大人しい感じの男の子で、塾のテストのクラスはB(真ん中よりやや下)であり、指導開始時にちょうど6年生になったばかりの生徒でした。
M君のお母さんは法政二中へわが子を進学させることを希望していましたが、その時はM君自身はまだ受験の実感がわかないようで、親に言われるままになんとなく受験勉強をしているような状況でした。
当時のM君の成績は4科目総合偏差値が46(塾内の組分け・入室テスト)しかなく、このままでは法政二中合格はかなり厳しいな、というのがそのときの私の率直な感想です。
でも私は受験指導のプロである以上、結果を出すことが私の使命であると心に銘じ、何とかしてM君を法政二中レベルの中学には合格させようと必死に策を練ったのです。

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私が最初に取り組んだことは、まずM君の現在の学習現状を詳しく調べ、成績が低迷している原因を探ることでした。原因がわからないと無駄の無い有効な対策が打てないからです。
この調査を私は精密検査と呼んでいますが、これはM君のテストの結果や答案の書き方はもちろん、塾での授業の受け方、塾の他の生徒や先生との関係、普段の家庭での勉強時間や使用教材、学習内容、学習方法、生活のリズムや勉強の時間帯、自由時間の過ごし方、学校での友人関係、家族関係、メンタルな面に至るまで可能な限り詳細に現状を調べる調査です。

その結果、M君の成績低迷の一番の要因は、普段の塾の授業での理解や家庭学習での理解はまずまずなのに、テストになると点数が取れなくなるということ、その原因は大きく3つあるということを突き止めました。
一つ目は、テストになるとプレッシャーや緊張から焦ってしまい、それがミスや力を発揮できない状況を引き起こしているというメンタル面が原因ということです。
二つ目は、テストでは塾のテキストに載っていた問題を少しひねったり訊き方を変えたりした問題が出題されることがありますが、M君はテキストに載っていたのと同じような問題は解けるものの、そのような少し変えられた問題になるととたんに解けなくなってしまうということです。
三つ目は、M君はテストではただ機械的に最初の問題から何となく問題を解いているだけで、どの問題を優先的に解くかや、時間配分をどのようにするかといったテストを解く際の作戦や戦略といったものを全く行わずにテストに臨んでいたということです。
原因が分かったところで、早速対策を行う事にしました。

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一つ目の原因に対する対策として、私の指導時にM君に週テストの前年度の問題集を解かせ、その際にM君に、テストは怖くない、テストは楽しいといったイメージを心の中に思い起こさせるメンタルトレーニングを繰り返し行わせると共に、テストに対する考え方を変えさせ、テスト時の恐怖感や緊張感を無くしていくトレーニングを行いました。
二つ目の原因に対する対策としては、初めて見るパターンの問題に対する取り組み方を格段に改善するための訓練(問題分析再構築訓練法)を徹底的に行わせました。
具体的には、銀本(みくに出版)の算数の一行問題から私が選んだ問題を解かせ、その際、問題で訊かれていることは何かや既に分かっていることは何か、決められている条件は何かといったことをきちんと把握すること、問題文中で大切な箇所や間違いやすい個所に線を引いたり印をつけること、図を描いて考えることなどを指導し、問題分析力を強化させる訓練を行い、また分析の結果どの公式や解き方を適用すると解けるかを見つける練習をさせました。
三つ目の原因に対する対策として、週テストの前年度の問題集を解く際にどういう時間配分でどの問題から取り掛かるべきかや、解かなくてもよい問題(捨て問)はどれかを見極める訓練を繰り返し行い、限られた時間内で1点でも多く得点する技術を習得させました。

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9月以降は過去問を活用して法政二中の入試問題対策を徹底的に行いましたが、法政二中の入試では難しい問題を解くことよりも、標準レベル位までの問題を早く正確に解けることが要求されますので、過去問をただ解いて間違い直しをさせるだけでなく、週テストでの訓練と同じように、過去問をどのような時間配分でどの問題から取り掛かるとよいかや、解かなくてもよい問題(捨て問)はどれかを見極めるための訓練に徹底的に活用し、制限時間内で可能な限り多く得点する技術を習得させました。 また法政二中の入試では比較的高得点が要求されるため、少しのミスが命取りになることがありますので、ミスを防ぐための問題の読み方や線・印の付け方、答案のチェックの仕方も徹底して訓練させました。

こうして迎えた入試本番では、M君は本人の予想で4科目合計で7割以上の得点を挙げることができ、無事法政二中に合格することができたのです。

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中学入学試験問題集 算数編(通称銀本)(みくに出版)
週テスト問題集(四谷大塚)
新小学問題集 理科(教育開発出版)

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過去の分析と特徴

過去の分析
総合難易度:★★★☆☆
算数難易度:★★★☆☆
国語難易度:★★★☆☆
理科難易度:★★★☆☆
社会難易度:★★★☆☆

この学校は法政大学の附属校で、高校卒業生は推薦により法政大学へ進学することができます。高校において進学要件を満たせば法政大学への被推薦権を保持したまま学部に関係なく他の私立大学や国公立大学を受験することができる制度があります。

特徴

全科目とも偏りなくどの分野からもバランスよく出題される傾向にある。レベルは全般に標準的で、基礎的な知識や公式の運用を問う問題が多い。その分ちょっとしたミスが命取りになることもあるので、正確に解けるようにすることが重要。国語には記述問題が量は多くはないが必ず出題されるため、記述問題対策もしっかりと行う必要がある。

合格への対策

科目別出題形式・タイプ分析
科目配点時間問題数難易度記述・要途中式難問出題率出題タイプ合格最低ライン
国語100点50分普通普通20%5%AB60%
算数100点50分普通普通0%5%A60%
理科75点40分普通普通10%5%A70%
社会75点40分多い普通5%5%A70%
出題タイプの解説
A
タイプ
全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。 B
タイプ
全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。 AB
タイプ
全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。
科目別出題傾向
科目出題されやすい単元・形式
国語●小説・物語文
●随筆
●漢字の書き取り
※論説文・説明文は出題されていない。
算数●計算
●単位換算、数の性質、数列
●歩合・割合
●平面図形・立体図形
●旅人算、流水算
理科●植物の仕組みと成長
●気体の性質、水溶液の性質
●力のつりあい、電気・磁石
●天体、気象
●理科の時事問題
社会●地理総合
●歴史総合
●政治総合
●時事問題
科目別対策
科目学習すべき内容・学習方法試験での得点方法
国語読解問題が中心になるので、長文、それも物語文と随筆を中心に、文脈の理解、同意表現、接続語・脱文の補充などに関する問題が解けるように充分に練習しておくことが重要。記述問題も出題されるので、記述対策もしっかりと行っておく必要がある。知識問題としては語句の意味と漢字の書き取りがよく出題されるので、きちんと覚えておくことが肝心である。まずは漢字や語句の意味などの知識問題から解き、長文問題は選択問題、書き抜き問題、記述問題の順に解答していくと効率が良い。
算数計算を含め、単位換算、数の性質、数列、歩合・割合、平面図形・立体図形、旅人算、流水算はよく出題されるため基礎から標準レベルまで典型的な問題は確実に解けるようにしておくことが肝心。旅人算と流水算以外の特殊算はそれ程多くは出題されていないが、今後多く出題される可能性がないとは言えないので余力があればひと通りおさえておくことが有効である。まず大問1番、2番を手早く解き、大問の3番以降は(1)番が比較的解きやすいのでそこからひと通り解いていくと効率が良い。
理科力のつりあい、電気・磁石、水溶液、気体、植物、天体を中心に、まずは知識をしっかりと身に付けることが肝心である。実験や身近な出来事を題材にした問題が非常に多く出題されているので、そうした題材に関する問題を数多く解いて充分に練習しておくことが必要と思われる。時事問題や環境問題も出題されることがあるので知識として覚えておくことが必要。早く解ける問題からどんどん手際よく解いていき、記述問題にも充分な時間が取れるようにする。計算問題はそれ程難しくないので確実に得点できるようにする。
社会地理・歴史・公民の各分野とも総合問題形式で出題されることがほとんどなので、その形式に充分に慣れておく必要がある。また、地理分野では地図を、歴史分野では資料を見て答えさせる問題が多いので、その類の問題を数多く解いて練習しておくことが肝心。時事問題や環境問題もよく出題されるので知識として覚えておくことが必要。問題数が多いので知識問題など手早く解ける問題からどんどん解いていき、地図や資料を見て答えさせる問題にも時間が取れるようにする。
科目問題傾向が似ている学校
国語■佼成学園中学校 ■攻玉社中学校 ■本郷中学校 ■横浜中学校
算数■明治大学付属中野中学校 ■法政大学第一中学校 ■東京都市大学付属中学校 ■日本大学豊山中学校
理科■恵泉女学園中学校 ■目黒星美学園中学校 ■日本大学中学校 ■日本大学藤沢中学校
社会■慶應義塾普通部 ■日本女子大学付属中学校 ■本郷中学校 ■東京都市大学付属中学校

対策まとめ

法政第二中学校攻略のポイントは、「記述力」「正確性」「苦手分野を作らない」です。
この学校は国語や理科で記述問題が必ず出題されていますので、記述問題対策にも気を抜かず充分に練習しておくことが肝心だと思われます。また問題が全体的に標準レベルで比較的高得点の争いになるため、ミスが起こらないように正確に問題を解く練習をしておくことも大切です。出題範囲がバランスよく全般にわたっているため、苦手な単元を持たないようにすることも非常に重要と思われます。

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