外観

学校名 高輪中学校
共学・別学 男子校
住所 〒213-8580 108-0074 東京都港区高輪2丁目1−32 泉岳寺中門 辺り
ホームページ

https://www.takanawa.ed.jp/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★★☆
  • 国語難易度:★★★☆☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

高輪中学校について

高輪中は東京都港区にある中高一貫の男子校です。
東京大学を始めとする国公立大学、早慶上智をはじめとする難関私立大学への進学実績も伸びており、また、自主堅生の校訓を掲げて道徳・規律を重んじた指導が行われているため、勉強面、生活面ともに成長させる教育が行われています。

 

入試の特長

①実学的な内容(国語は社会的テーマの読解、理科は環境問題、社会は時事問題など)が比較的多い。

②標準的な問題が多いが、幅広い知識を要する。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 50分 普通 普通 25% 5% A 60%
算数 100点 50分 普通 やや難 0% 15% AB 55%
理科 60点 30分 普通 普通 15% 10% AB 60%
社会 60点 30分 普通 普通 5% 5% A 70%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文

●随筆

●漢字の読み書き

●ことばの知識

●文法

算数

●計算、単位換算

●数の性質、数列・規則性

●割合

●還元算、旅人算

●平面図形・立体図形

理科

●動物、植物、人体

●物質と変化

●力のつりあい、電気、

●天体

●環境問題

社会

●日本地理総合

●歴史総合

●世界地理

●時事問題

●出題形式は地理総合、歴史総合の形をとることがほとんどである。

高輪中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

読解問題では、長い文章を素早く正確に読み取る練習が必要です。また、内容の読み取りに加えて、語句の意味を答えさせる問題が必ずといってよいほど出されるので、読解演習の際に分からない語句が出てきたら意味しっかり調べ、語彙力を増やしとく事が必要です。記述問題もあるので、記述対策も必要。
また、文章の内容としては社会的なテーマのものが多いので、読書を通して社会的なテーマへの関心を高めておくことも対策として有効でしょう。知識問題としては漢字の他に文法問題も出題されるので日頃からよく練習しておくことが大切です。

 

試験で高得点をとるポイント

まずはじめに知識問題を素早く解答して読解問題に移る。読解問題では長文をひと通り読んだ後、設問に関係のある箇所だけ再度重点的に読むなど時間をかけずに効率よく解くことが重要。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

単位換算の問題の出題率が高いので、あらゆるパターンをしっかりと練習しておくことが必要です。
また、頻出分野としては、計算、数の性質、数列・規則性、割合、還元算、旅人算、平面図形・立体図形が挙げられるので、応用レベルまで徹底的に練習して解けるようにしておくことが合格への最短距離となります。旅人算以外の特殊算も出題される可能性があるので幅広くおさえておくことが必要です。

 

試験で高得点をとるポイント

計算と応用小問から解き、その後の大問は比較的簡単な(1)をまず解答し、確実に得点できるところを押さえる。それが終わったら、(2)に移り、さらなる点数を稼ぐ。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

難問は出題されないが、計算問題や図・グラフを書く問題が比較的多く出題されるので、日ごろから意識して練習しておくことが必要です。
分野別では特に動物、植物、人体、物質と変化、力のつりあい、天体、環境問題から多く出題されているため、重点的に対策を行うことが有効であす。しかし今まであまり出題されていない分野でも今後出題される可能性があるので注意が必要です。

 

試験で高得点をとるポイント

暗記していれば解ける知識問題から素早く解き、計算問題は易しいものから確実に得点していく。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

地理(世界地理を含む)、歴史、政治(時事問題を含む)分野からバランス良く出題されるため、幅広い知識を覚えていくことが重要です。また、出題形式が総合問題という形をとることがほとんどなので、本校の過去問だけでなく他の学校の入試過去問を含め総合問題を数多く解いて充分に慣れておく必要があります。
また、最近はグラフ・写真・図をもとにした出題が増えているので、資料集などをこまめに見ておくことも対策として有効です。

 

試験で高得点をとるポイント

問題数は多くみえるが、知識で解けるオーソドックスな問題が多いため、解ける問題からどんどん解いていく。

対策まとめ

榎本先生

高輪中攻略のポイントは「実学的なテーマへの関心」、「基礎力」です。

国語では社会的テーマや哲学的な内容の読解問題、理科では環境問題、社会では時事問題など、実学的なテーマでの出題が比較的多いです。 そのため、日ごろから受験勉強を超えて、身の回りのことに幅広く興味を持つことが必要です。

また、出題傾向としてはオーソドックスで標準的な問題が幅広く出題されるので、日々の学習を着実にこなし、基礎力を穴ができないようにしっかりと養っておくことが必要でしょう。

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