外観

学校名 桐朋中学校
共学・別学 男子校
住所 〒186-0004 東京都国立市中3丁目1−10
ホームページ

https://www.toho.ed.jp/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★☆☆
  • 国語難易度:★★★★☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

桐朋中学校について

桐朋中学校は、国立市にある小中高一貫の男子校です。自由で自主性を尊重する校風で、教育目標は「自主的態度を養う」「他人を敬愛する」「勤労を愛好する」です。芸術・体育などの実技教科にも力を入れ、「豊かな人間性」を培う教育を目指しています。

 

入試の特長

①国語は記述問題が多くレベルが高い。

②算数は考え方を記述する問題が2題程度出題される。

③理科は実験・観察を中心にした問題がほとんどである。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 50分 普通 やや難 80% 20% AB 60%
算数 100点 50分 普通 普通 15% 10% A 75%
理科 60点 30分 普通 やや難 10% 10% A 65%
社会 60点 30分 やや多 普通 15% 10% A 65%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●小説・物語文

●随筆

●漢字・語句

●記述式問題

算数

●四則計算

●還元算・相当算

●速さと比

●推理・条件整理

●平面・立体図形

理科

●植物・動物

●水溶液の性質

●物質総合

●てこ・滑車・輪軸

●地球・月・太陽

社会

●国土・自然・気候

●日本地理総合

●日本歴史総合

●政治総合

●時事問題

桐朋中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

大問2題の構成で、小説・物語文1題、随筆(まれに説明文・論説文)1題となっている。漢字の大問が出題されることもある。
桐朋中の特徴は、記述させて読解力を試す問題がメインとなっていて、読解の基礎力だけを見る問題がわずかだということである。
記述問題が多く、きめ細かな読解力を要するものもある。自分の言葉で説明させる問題もあるため、早期から読解力・表現力・作文力を磨く練習を積むことが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

合計点の1割を占める漢字・語句問題は、確実に得点する必要がある。
記述問題は、空欄をつくらずに時間内にできるだけ多く回答していくことが必須である。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

大問数は7題ほどで、計算が1題、応用小題が1題、応用問題が5題程度となっている。
前半は概ね標準的な問題が並ぶが、後半には時間を要する難易度の高い問題がある。そのため、前半を手際よく解き進めて後半の問題に十分に時間を割けるようにしなければならない。
また、考え方を記述する設問が1、2題出題されており、慣れていないと時間を取られたうえに得点できない、ということにもなり得る。早期に練習を積み重ねる必要がある。

 

試験で高得点をとるポイント

前半の計算や応用小題はミスには気をつけつつ、手際よく対応したい。
難易度に偏りがあるため、必ずしも前から順番に解き進めるのではなく解ける問題を見極めて効率よく時間を使うことが重要である。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

大問4題の出題となっている。基本的な問題から発展的な内容へつながっていく問題構成である。
実験・観察を中心にした問題がほとんどで、表やグラフからデータを読み取る問題や計算問題も頻出している。普段学習を進める際に、なぜそのような実験結果になったのか、理由をしっかり理解することが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

データを読み取る問題や計算問題に十分に時間が割けるように、解きやすい小問は速く確実に解き進めたい。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

大問3題、小問30問前後である。地理、歴史、政治からバランスよく出題されており、基本的な知識を問うものがほとんどである。そのため、苦手分野や「穴」をつくらないように、丁寧に学習を進める必要がある。
一方で、資料を使った問題やグラフの読み取り問題、記述問題(2題程度)も出題されている。類似の問題でも練習を積むことが求められる。

 

試験で高得点をとるポイント

記述問題に時間を十分に割けるように、他の問題を素早く解き進めたい。
記述問題は十分に練習を積み、高得点を狙いたい。

対策まとめ

榎本先生

桐朋中攻略のポイントは、「記述力」「表現力」「理解力」。

どの教科も記憶力だけでは高得点がとれない出題になっているので、受け身の学習だけではなく,自ら積極的に考える姿勢を身につけることが不可欠です。

また、国語を中心に記述力、表現力が合否を分ける鍵となります。できるだけ早い段階から記述式の問題を解く練習を積み、表現力と作文力を磨いていかなければなりません。

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