学校名 | 青山学院中等部 |
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共学・別学 | 共学校 |
住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4丁目4−25 |
ホームページ |
総合難易度:★★★☆☆
- 算数難易度:★★★☆☆
- 国語難易度:★★★☆☆
- 理科難易度:★★★☆☆
- 社会難易度:★★★☆☆
青山学院中等部について
青山学院中等部は、中高一貫の男女共学校です。 試験は、難問はさほどないですが、解答時間に対して問題数が多く、スピード勝負になります。 それに加え、特に算数は難易度順に出題されているわけではないので、取捨選択が必要になります。
入試の特長
①難問は少なく標準問題ですが、一手間かかる問題もありますので、問題の見極めが必要です。
②問題数が多いので、スピーディーに解くことが求められます。
③幅広い分野から出題されます。
入試概要
青山学院中等部の入試概要について、募集要項と選考方法、入試日程と試験科目、偏差値と倍率など、合格のために知っておくべき情報を詳しく解説します。正確な最新情報は必ず学校公式ウェブサイトをご確認ください。
入学試験日
2026年2月2日(月)
入試の受験者数と倍率
定員数 | 受験者数 | 合格者数 | 実倍率 | |
---|---|---|---|---|
2025年度 |
約140 |
922 |
197 |
4.7 |
2024年度 |
約140 |
788 |
204 |
3.9 |
2023年度 |
約140 |
843 |
197 |
4.3 |
*2025年度は入試が2月3日に実施されています。(2月2日が日曜日だったため)
その影響が受験者数・倍率などにでています。
科目別の分析
科目別出題形式・タイプ分析
科目 | 配点 | 時間 | 問題数 | 難易度 | 記述・要途中式 | 要思考力問題率 | 難問出題率 | 出題タイプ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国語 | 100点 | 50分 | 多い | 普通 | 10% | 5% | 5% | A |
算数 | 100点 | 50分 | やや多い | 普通 | 0% | 10% | 5% | A |
理科 | 50点 | 25分 | やや多い | 普通 | 0% | 10% | 5% | A |
社会 | 50点 | 25分 | 普通 | 普通 | 0% | 5% | 5% | A |
出題タイプの解説
- Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
- Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
- ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。
科目別出題傾向
科目 | 出題されやすい単元・形式 |
---|---|
国語 |
●論説文・説明文 ●小説・物語文 ●随筆、詩 ●漢字の読み書き ●ことばの知識 |
算数 |
●計算・還元算 ●数の性質・規則性 ●場合の数 ●平面図形・立体図形 ●旅人算、推理算 |
理科 |
●植物・人体 ●天体・気象 ●力のつりあい ●光とレンズ ●気体・水溶液 |
社会 |
●地理総合 ●歴史総合 ●政治総合 ●時事問題 |
青山学院中等部の科目別攻略方法
国語の攻略方法
国語の出題傾向と学習方法
読解問題は論説文、説明文、随筆文、物語文、詩からまんべんなく出題されており、設問も内容・心情の読み取り、文脈の理解、指示語、主題、要旨、文章整序、言い換えなどあらゆる事柄が出題されているので、選択問題形式の練習を様々な文章から幅広く学習しておくことが肝心です。記述問題はわずかしか出題されませんが、本文からの抜き出しと一部自分のことばで記述する問題が出るので練習は必要です。知識・文法問題としては漢字の読み書き、字画数、音訓、反対語、熟語、主述関係・修飾関係、ことばの使い方などがよく出題されているので幅広く覚えておくことが重要です。詩の学習もしっかりやっておきましょう。
試験で高得点をとるポイント
まず漢字の書き取りを素早く正確にしてください。詩も時間をとられすぎず解答していきましょう。読解問題は、残り時間を確認しながら、取り組みやすい設問から解いてください。解答用紙は珍しく横書きの形式なので、事前に慣れておきましょう。
算数の攻略方法
算数の出題傾向と学習方法
出題分野が広く、全単元にわたって出題される可能性がありますので、基本から標準レベルまでの様々な分野の問題を練習し、苦手分野を作らないようにすることが肝心です。ミスを少なくするために、計算力はしっかりとつけましょう。小問でも難易度の高い問題を早く正確に解けるように、過去問をたくさん取り組んで、限られた時間内にできるだけ多くの問題を正確に解く練習をしてください。
試験で高得点をとるポイント
計算問題から手早く解いていき、文章題は解きやすい問題からどんどん解いていくことが重要です。解けない問題でつまずいて時間をとられないように、問題を見極めてください。見直しをする時間はあまりないと予想されるので、見直しを効率的にするために途中式や線分図などを計算スペースに、後から自分で見て分かるように書いてください。
理科の攻略方法
理科の出題傾向と学習方法
生物・化学・物理・地学の4分野からバランスよく出題されるので、苦手分野を作らず全分野から幅広い知識を身に付けてください。水溶液、中和、てこ、浮力、光、天体などしっかりと学習しておきましょう。表、グラフ、実験などから計算問題も出題されるので典型的な問題は標準レベルまで解けるように練習しておくことが重要です。環境問題や自然現象など時事関連問題も出題されますので、日頃からニュース、新聞などで情報を得るように意識しましょう。
試験で高得点をとるポイント
問1の小問集合をまず手早くどんどん解いてください。問2以降は、知識問題を先に解き、計算問題に時間が取れるように時間配分にも気を付けてください。自分の取り組みやすい分野から解くのもいいかもしれません。問題文、選択肢の文を気を付けて読み、読み間違いのないよう論理的に素早く解いていきましょう。
社会の攻略方法
社会の出題傾向と学習方法
テーマに基づいた問題形式の出題が多いので、入試問題で総合問題形式に充分に慣れておくことが肝心です。地理や歴史の割合が多めです。図や資料を見て答えさせる問題もよく出題されます。地形図、白地図学習、世界地理などしっかり押さえておきましょう。歴史では、資料集などを使いながら、時代の流れを理解して下さい。歴史用語は漢字で書けるようにしておきましょう。国際関連、時事問題も日頃から気を付けてください。
試験で高得点をとるポイント
多くの資料を読みとかなければいけないので、時間配分に気を付けてください。ポイントを押さえて選択肢、資料、図を読み解き、手早く解答していきましょう。
対策まとめ
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青山学院中攻略のポイントは「幅広い分野の基礎力の定着」、「難易度の見極め」です。
難問ではなく標準的な問題を中心に出題されるので、基礎力をしっかり身につけることがポイントになります。
ミスが命取りとなるので、日頃の学習でケアレスミスをしない訓練を積むこと、ひとひねりされた問題にも素早く対応できる力が必要です。
特に算数は難易度順に出題されるわけではないので、難易度を瞬時に見極め、取捨選択する力が必要になります。
青山学院の入試問題に対応できる力をアクセスの先生と一緒に養っていきましょう。