外観

学校名 豊島岡女子学園中学校
共学・別学 女子校
住所 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1丁目25−22
ホームページ

https://www.toshimagaoka.ed.jp/

総合難易度:★★★★☆

  • 算数難易度:★★★★★
  • 国語難易度:★★★★☆
  • 理科難易度:★★★★★
  • 社会難易度:★★★★☆

豊島岡女子学園中学校について

豊島岡女子学園中は、約130年の歴史を持つ伝統校です。近年では進学実績も高く、人気が高い難関校です。
入試問題は知識を付けたうえで、それを活用した力が問われます。
合否を分ける問題で点数が取れるようになってくれば、合格も近づいてきます。

2026年の入試は、試験日をずらす女子学院などの影響が2月2日の入試にもでてくることが予想されます。

 

入試の特長

①計算の正確さとスピードが必要です。

②国語の選択肢は、小手先の技術にとらわれず、文章を理解したうえで解く力が求められます。

③理科は計算問題が多く出題されます。

入試概要

豊島岡女子学園中学校の入試概要について、募集要項と選考方法、入試日程と試験科目、倍率など、合格のために知っておくべき情報を詳しく解説します。正確な最新情報は必ず学校公式ウェブサイトをご確認ください。

 

入学試験日

第1回 2026年2月2日(月)

第2回 2026年2月3日(火)

第3回 2026年2月4日(水)

 

入試の受験者数と倍率

  定員数 受験者数 合格者数 実倍率
2025年度

①160

②40

③40

①866+101

②412+51

③419+40

①390+17

②73+8

③77+7

①2.4

②5.7

③5.5

2024年度

①160

②40

③40

①904

②456

③467

①389

②68

③74

①2.3

②6.7

③6.3

2023年度

①160

②40

③40

①964

②509

③518

①404

②64

③71

①2.4

②8.0

③7.3

 

  *2025年度は、算数(英語資格)入試が導入され、受験者と合格者の後ろの数字はその人数です。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ
国語 100点 50分 普通 やや難 20% 17% A
算数 100点 50分 普通 やや難 0% 8% AB
理科 50点 理社合計50分 多い やや難 5% 15% A
社会 50点 理社合計50分 多い やや難 5% 15% A

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明文

●物語文

算数

●四則計算

●規則性・数列、数の性質、場合の数

●平面図形・立体図形

●速さ・速さと比・速さとグラフ/水位とグラフ

●割合・比

理科

●物理/力のつり合い(計算問題が多い)

●化学/水溶液、溶解(計算問題が多い)

●生物/動物、植物、人体

●地学/天体、気象

社会

●地理(地形図・地図・表・グラフなどの資料)
●歴史(テーマに基づいて出題)
●公民(時事問題に関連した内容など)

豊島岡女子学園中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

説明文と物語文の構成ですが、問題文の読解の難度は高いです。60~70字程度の記述問題がそれぞれ1問ずつ出題されます。語句の知識や漢字も着実に身に付け、語彙を増やしていきましょう。細部の読み取りが合否の分かれ目になることも多く、紛らわしい選択肢をてきぱきと見極めていくことが大事ですが、小手先のやり方にならず、段落を捉えて、段落どうしの関連を考えつつ、文章全体を読み込んで問いに答えていける力を付けてください。最近の入試傾向も踏まえるために、余裕があれば上位校の入試問題も取り組んでいけるとより対策できます。

 

試験で高得点をとるポイント

漢字、語句の知識など、取れるところは確実に抑えてください。読解を確実にこなせないと、選択問題で大きく失点してしまいます。説明文の筆者の主張、物語文の場面展開・心情の変化はしっかりおさえて問いに答えていきましょう。問に答えていく中で、本文全体がより解釈でき、記述問題も根拠を示しながら応えられるはずです。時間配分に気を付けて取り組んでください。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

四則計算、典型的な一行問題から入り、後半やや難度が高い問題が並びます。その後半に思考力が必要な問題もあります。
計算力を高め、要領よく、バランスよく実力をつけることが必要です。定番問題の組み合わせで応用問題も解けたりするので、定番問題は演習をしっかり重ねてください。
規則性・場合の数・数え上げでは、早稲田、渋々などの入試問題や『中学への算数』の該当号を見ておくとよいかもしれません。図形では、補助線をどこに引くか、比例を見抜けるようにするなど、答えにアプローチができる力を付けていきましょう。家庭教師の先生に上位校の入試問題から良問を選んでもらい、取り組んでみるのも良いかもしれません。

 

 

試験で高得点をとるポイント

後半に思考力が必要な難しい問題もあります。これに取り組むためにも、前半で規則性や数列、場合の数・数え上げが出題されたときに、時間を使いすぎないように気を付けてください。ミスが命取りになりますので、くれぐれも気を付けて取り組んでください。(1)(2)を順に確実に正解していくと(3)も見えてきます。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

物理・化学・地学・生物の4分野から1題ずつの出題です。図や表、グラフの読解も必要です。日頃からテキストに載っている図や表・グラフから状況を読み取り、また実験についてはその意味を100%理解し、科学的に推測して言葉で説明できるように仕上げておきたいものです。物理と化学の計算問題が多く出題されます。応用問題にも対応できるよう、他校の入試問題でも演習しておきましょう。

 

 

試験で高得点をとるポイント

社会と合わせて50分の試験時間なので、時間配分に気を付けてください。知識で解ける生物・地学分の問題や自分の得意なところ、手早く解いていきましょう。計算や思考力が必要な化学・物理の問題では、しっかりと分析をして、単位換算などにも気を付けつつ解いてください。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

地理・歴史・公民の3分野からテーマに基づいて出題されます。漢字指定もあり、正確な知識の習得が大前提です。各回の授業を着実にインプットし、確実にアウトプット(各回の試験)する意識をもって取り組みましょう。そこで間違えたところや気になるところを、自分でまとめる暗記ノートや年表を作成したりして、歴史の流れなど大枠でも捉えていくことが必要です。地形図・地図、表、グラフなどたくさんの資料を読み取り、問題に素早く解いていく力を養っていきましょう。近年話題となっていることからの出題もありますので、時事問題にも気を付けてください。

 

 

試験で高得点をとるポイント

選択肢の問題では、どうしてそれが正解でないかのポイントや年代等を書き込んでおくと後で見直しの時に、素早く確認できます。資料を読み取る時も、大事なポイントをチェックしながら読み込んでください。問題文の趣旨に沿った答えを記せるように、読み間違いのないように気を付けていきましょう。

対策まとめ

榎本先生

豊島岡女子学園中の攻略ポイントは「計算力・正確性・スピード」、「応用問題の対策」「資料の読み取り」です。

問題量が多く時間の少ない理科・社会では特にスピードと正確さが求められます。短時間で多くの資料の読み取りをし、実験結果を分析判断していけるようにしてください。
算数は、基礎力を付けたうえで、合否の差が付く応用問題に対応できる総合的な力を養っていけるように、国語は、文章全体を捉えて読み込めるように、アクセスの講師と一緒に対策していきましょう。

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