外観

学校名 東京女学館中学校
共学・別学 女子校
住所 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3丁目7−16
ホームページ

https://tjk.jp/mh/

総合難易度:★★★☆☆

  • 算数難易度:★★★☆☆
  • 国語難易度:★★★☆☆
  • 理科難易度:★★★☆☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

東京女学館中学校について

東京女学館中学は、東京都渋谷区にある創立120年の歴史を持つ完全中高一貫女子校です。「高い品性を備え、人と社会に貢献する」女性の育成を教育目標に掲げ、思いやりの心、個性の伸長、問題解決力の育成を目指しています。1学年6クラスのうち、1クラスが国際学級になっています。

 

入試の特長

①算数は後半に図形の応用問題が出題される。

②国語は問題文の内容を細部まで捉えることが必要。

③社会は時事問題や国際情勢に関連させた総合問題が出題される。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 50分 標準 標準 60% 10% A 65%
算数 100点 50分 標準 標準 0% 10% A 65%
理科 50点 30分 標準 標準 30% 15% A 65%
社会 50点 30分 やや多 標準 20% 10% A 65%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文

●小説・物語文

●漢字の読み書き

●記述式問題

算数

●計算、還元算

●数の性質

●規則性

●特殊算

●平面・立体図形

理科

●植物、動物

●気体、水溶液の性質

●光の進み方

●天体とその動き

社会

●日本地理総合

●日本歴史総合

●政治総合

●国際情勢

東京女学館中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

大問3題の構成で、小説・物語文1題、論説・説明文1題、漢字問題が1題という内容となっている。 漢字の問題は10問出題され、合計点の2割を占めている。漢字練習帳や言葉の知識などの日々の学習に力を入れ、ここでの失点は避けたい。
記述問題は、自分の考えや表現力を問う内容ではなく、問題文のポイントをどれだけ押さえられているかが問われる内容が多くなっている。短時間に問題文の内容を的確に捉える練習を日頃から積んでいくことが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

合計点の2割を占める漢字問題は、確実に得点する必要がある。
記述問題は、時間配分に注意し、問題文の重要な部分に線を引きながら解くなど、効率的に解き進めたい。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

算数 大問数は4~7題ほど、総小問数は25問程度となっている。
解答は答えのみの記入であり、途中式の記入はない。大問1が計算問題、大問2が「一行問題」となっている。 後半に向けて難易度が上がっていく傾向があり、応用問題は図形が多くなっている。 出題範囲にはやや偏りがあるので、頻出分野に対して十分に対策を行う必要がある。

 

試験で高得点をとるポイント

大問の数がかなり変わる年があるので、多かったとしても焦らずに落ち着いて対応すること。
前半に難易度が高い問題があった場合には、飛ばして次の問題に取りかかるなどの判断力が必要。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

大問3~4題の出題となっている。「生物」「化学」「物理」「地学」の4分野からそれぞれ出題されている。記号選択と適語記入がほとんどだが、記述問題やグラフ作成問題なども出題される。
標準レベルの典型題が多いが、グラフ・資料などから事象の理由を述べさせる問題も出題されるようになってきている。普段から理由付けをしながら学習を進めることが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

標準レベルの問題を速く正確に解き進めて、取りこぼしのないようにしたい。そのうえで、記述問題などの応用問題を解く時間をつくり、ここで差をつけたい。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

大問3~5題、小問40問程度で、記述問題も大問につき1、2題出題されているため、やや問題量が多くなっている。範囲は、地理、歴史、公民分野それぞれからバランスよく出題されている。
また、時事問題や国際情勢に関連させた総合問題も出題されている。 横断型の総合問題や資料から情報を読み取って解答する問題などに対応するためにも、普段から資料集や地図帳に慣れ親しみながら学習を進めることが望ましい。

 

試験で高得点をとるポイント

試験時間に対して問題数が多いので、時間配分に注意して基本的な問題は必ず得点できるようにしなければならない。 そのうえで、記述問題もできる限り時間内に解き終えたい。

対策まとめ

榎本先生

東京女学館中攻略のポイントは、「正確な読解力」「基本事項の正確な記憶と理解」です。

まず、基本事項の正確な理解と記憶を徹底し、各教科とも正答率の高い問題の取りこぼしをなくすことが不可欠です。そして時間内に解答できるだけの速解力を習得できるまで、繰り返し学習をしていきましょう。

また、国語では短時間にポイントを的確に押さえられる読解力が求められているため、普段から問題文の細部まで読み込む練習を積むことが重要となってきます。

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