学校名 | 法政大学中学校 |
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共学・別学 | 共学校 |
住所 | 〒181-0002 東京都三鷹市牟礼4丁目3−1 |
ホームページ |
総合難易度:★★★☆☆
- 算数難易度:★★★☆☆
- 国語難易度:★★★☆☆
- 理科難易度:★★★☆☆
- 社会難易度:★★★☆☆
法政大学中学校について
法政大学中学は、法政大学の付属校で、中高一貫の共学校です。卒業生の約90%が推薦で法政大学に進学しています。
入学試験対策は、理解を伴った演習によって網羅的に基本を徹底させるとともに、説明力や表現力も身に付けることが求められています。
入試の特長
①算数は典型題が多く、高得点勝負となる。
②国語は、記述問題が出題されます。
③社会は短時間で記述問題を解答することが必要。
科目別の分析
科目別出題形式・タイプ分析
科目 | 配点 | 時間 | 問題数 | 難易度 | 記述・要途中式 | 難問出題率 | 出題タイプ |
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国語 | 150点 | 50分 | 標準 | 標準 | 15% | 10% | A |
算数 | 150点 | 50分 | 標準 | 標準 | 0% | 10% | A |
理科 | 100点 | 35分 | 標準 | 標準 | 0% | 5% | A |
社会 | 100点 | 35分 | やや多 | 標準 | 25% | 10% | A |
出題タイプの解説
- Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
- Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
- ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。
科目別出題傾向
科目 | 出題されやすい単元・形式 |
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国語 |
●説明、論説文 ●小説、物語文 ●漢字の読み書き ●記述式問題 |
算数 |
●計算、還元算 ●平均、のべ ●濃度 ●通過算 ●平面・立体図形 ●場合の数 |
理科 |
●植物、動物 ●物質総合 ●流水のはたらき ●地層と岩石 ●複数分野総合 |
社会 |
●国土、自然、気候 ●日本歴史総合 ●政治総合 ●時事問題 |
法政大学中学校の科目別攻略方法
国語の攻略方法
国語の出題傾向と学習方法
大問2題の構成で、小説・物語文と論説・説明文がそれぞれ一題ずつ出題されます。
選択肢問題はどうしてそれを選んだのか理由を確認ながら解くと正解にたどり着けるようになります。記述問題や空欄補充問題が1,2問出されますので、聞かれていることは何かを押さえ、本文中から読み取り、上手にまとめる力を付けて下さい。
漢字の読み書き、知識問題が読解問題の中で聞かれています。
試験で高得点をとるポイント
50分で長文2問を読んで解かないといけないので、時間配分に気を付けましょう。
漢字の読み書きを先にする時、特に「書き」の時は、前後の文を確認することを忘れずに。同音異義語にならないように気を付けて下さい。記述では部分点ももらえますので、少しでも得点できるようにしましょう。
算数の攻略方法
算数の出題傾向と学習方法
大問1が計算、大問2が8問程度の応用小問です。問3以降は小問2,3問の応用問題が4題程度出題されます。場合の数、割合、濃度、平面図形、立体図形などは頻出です。
計算力を高め、標準的な問題をミスなく解いていく基本的な力が求められています。
高得点勝負になるので、先生と頻出分野を穴のないように繰り返し学習して、合否の分かれる問題を解けるようにしていくことが必要です。
試験で高得点をとるポイント
大問1,2を確実にとっていくことが必要です。問題文を正確に読み取り、求め方を間違えないように気を付けて下さい。問3以降の応用問題は、難しい問題に時間をかけすぎないように図や途中式は、後で見直せるように問題用紙の余白スペースにきちんと書いて、ケアレスミスのないようにしましょう。
理科の攻略方法
理科の出題傾向と学習方法
生物・化学・物理・地学から1問ずつと時事的な内容等小問集合が1問の5題出題されます。
幅広い分野から、比較的標準的な問題が出されますので、苦手分野をつくらないようにしてください。理科的関心を常日ごろから持ち、小学校の教科書での学びも大事にしてください。自分が受けない受験回の過去問もやり込んでおきましょう。
試験で高得点をとるポイント
制限時間35分で小問30ぐらいあるので、手早く解いていきましょう。
自分の得意な分野から解いていくのも良いかもしれません。
焦らず落ち着いて、リード文や問題文を読み間違わないように気を付けて下さい。
社会の攻略方法
社会の出題傾向と学習方法
地理・歴史・公民の3分野から1題ずつ出題されます。歴史が4割ぐらい、地理が3.5割ぐらい、公民2.5割ぐらいの比率です。
基本的な知識は早めに固めましょう。地図、グラフ、統計データなどの資料を読み取り、身に付けた知識を使いながら解けるように学習していく必要があります。歴史も原因や影響など流れを掴んで理解するようにしてください。
時事がらみの内容がテーマになることも多いので、普段からニュース、新聞などでどのような問題がおきているか関心を持つようにしてください。記述問題においても、理由を問われたり、解決策を求められたりということがあるので、普段から意識してアウトプットできるようにしましょう。
試験で高得点をとるポイント
記述問題もあるので、時間配分には充分気を付けて手早く解いていきましょう。
最初に問題を見て、どの分野から解いていくか見極めて解きましょう。
高得点勝負なので、見直しをしてミスのないように気を付けて下さい。
対策まとめ
お子さま一人ひとりに合った対策を、今から始めましょう
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法政大学中攻略のポイントは、「基本事項の正確な理解と演習量」「記述力」「速解力」です。
各教科ともに、合格最低点は比較的高く、基本~標準レベルの問題が多いため、少しの取りこぼしが「命取り」となります。理解を伴った演習によって網羅的に基本を徹底させることが欠かせません。
また、丸暗記ではなく説明力・記述力も養いながら学習を進め、不得意分野をなくすことが重要になります。 一方で、国語・社会の記述問題は、得点差が付くところなので、短時間で聞かれたことを表現する力をアクセスの講師と一緒に付けていきましょう。