外観

学校名 攻玉社中学校
共学・別学 男子校
住所 〒141-0031 東京都品川区西五反田5丁目14−2
ホームページ

https://kogyokusha.ed.jp/

総合難易度:★★★★☆

  • 算数難易度:★★★★☆
  • 国語難易度:★★★☆☆
  • 理科難易度:★★★★☆
  • 社会難易度:★★★☆☆

攻玉社中学校について

攻玉社は、1863年に創立された伝統ある男子校です。
中学には、帰国生のみを受け入れる国際学級もあります。
東大をはじめとする難関大学への進学実績も良く、人気の高い学校です。
入試では、時間を意識して取り組むことが必要です。

 

入試の特長

①近年、問題形式、難易度等年度により多少変わっています。

②独立した国語の知識問題が出題されます。

③社会の文字数が多めで、80~100字の記述が出題される年もあります。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ
国語 100点 50分 やや多い やや難 15% 5% A
算数 100点 50分 普通 やや難 0% 20% AB
理科 50点 40分 やや多い やや難 0% 15% AB
社会 50点 40分 普通 やや難 6% 5% A

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明・論説文(内容・大意・要旨の読み取り)

●小説・物語文(心情の読み取り)

●漢字の読み書き、ことばの知識

算数

●計算

●数の性質

●規則性

●旅人算

●平面図形・立体図形

理科

●動物、植物、人体

●水溶液、物質と変化

●運動とエネルギー

●天体

●地層、噴火・地震

社会

●地理総合

●歴史総合

●公民総合

(年度により多少変動があります。 )

攻玉社中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

漢字の読み書きと知識問題、読解問題が2題という出題構成です。
読解問題の中でも知識問題が出題されるので、語彙や文化、風習に関してしっかりと学習してください。
以前は近代の文章も出題されていましたが、最近は新しい文章が使われているようです。
長い文章を手早く正確に読み取れるように、読解に力を入れて学習しましょう。記述問題も採点のポイントを押さえて書けるようにしてください。

 

試験で高得点をとるポイント

まずは、漢字の読み書き、知識問題を手早く解きましょう。
読解問題は、時間配分に気を付けて自分が読みやすい文章から取り組みましょう。
問われ方(適切なものか間違っているものか等)にも気を配りミスをしないようにしてください。配点の高い記述問題でしっかり点数を取りましょう。

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

計算問題は、複雑なものだったり、工夫が必要だったりしますので、日々の計算練習を怠らないようにしてください。
応用小問も設問をしっかり読み、条件を押さえていくと解ける良問が多いので、同等レベルの問題を数多く解いてスピードアップできるようにしていきましょう。
数の性質・規則性、また図形は平面図形も立体図形も応用レベルまで解けるように、理解・演習を繰り返して身に付けて下さい。頻出単元は、難関校の他校の入試問題から引っ張って学習しておきましょう。

 

試験で高得点をとるポイント

計算問題、応用小問は素早く解いてください。時間がかかりそうな問題は、ある程度見極めていくことも必要です。
後半の応用問題は(1)(2)(3)までは頑張って解きましょう。(4)(5)で時間かかりすぎるようなら、前の問題の見直しをしっかりやって、取りこぼしのないように、確実に点数を積み上げて下さい。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

4分野から大問1問ずつ出題されます。会話文、写真、図、表等の資料が多用されています。
各分野でも複数の単元が出題されている時もあります。各分野の知識をしっかり身に付け、実験、観察、身の回りの現象から何が分かるかという理科的な視野を常に持つように習慣づけをしてください。計算問題も多いので、たくさん問題にふれて、正確にかつ素早く解けるようにしておきましょう。
思考力が求められる問題も出題されますので、他校の問題も含め対策をしてください。時事がらみのニュースも気を付けてください。

 

試験で高得点をとるポイント

年度により変化はありますが、問題数が多めなので、時間配分には十分気をつけてください。
分からない問題に時間をかけすぎないようにしましょう。
知識関係を素早く解き、計算問題や実験観察等の問題に時間を充てられるようにしましょう。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

問題数が、大問2問だったり、3問だったり、長めのリード文や長文記述があったりなかったりと、年度によって出題のされ方が変わっています。ただ、総合問題形式で出題されているのは共通しています。
基本知識は幅広く細かく身に付けるのはもちろんのこと、地理であれば、白地図を使い、歴史であれば、年表を使って物事を大きな視点からとらえるようにしていきましょう。公民分野も憲法、国会、選挙はもちろん、国際的な内容も出題されることも多いので、時事問題を含め、普段のニュース、新聞等にも興味を持って学んでください。
漢字指定なので、漢字も正確に書けるようにしておきましょう。

 

試験で高得点をとるポイント

どの様な出題形式でも焦らずに、まず時間配分を考えましょう。
長いリード文が出ている時は、問題を解きながら文章を読んでいくというのも一つのやり方です。
問われ方に注意して、ミスのないように答えていく細心の注意を払うことも大事です。

対策まとめ

榎本先生

攻玉社中学校合格に必要なのは、「幅広い知識の習得」、「考える力」「文章を読み取る力」です。

年度によって、出題のされ方が変わってきたりしていますが、学校が求めている力には大きな変化はありません。

オーソドックスな問題をきちんと解くことのできる基礎力・考えて解ける応用力が求められています。

1回目と2回目入試の問題が類似しているので、実際に受験するのはどちらか1日だけでも、過去問では両方の問題を解き、アクセスの講師と一緒に攻玉社対策をするようにしてください。

お子さま一人ひとりに合った対策を、今から始めましょう

100人いれば100通りの受験。中学受験の対策は、お子さま一人ひとりで大きく変わります。

まずは現在の学習状況や目標を把握し、限られた時間の中でベストな方法をご提案いたします。

まずは無料相談で、お悩みをお聞かせください。今後の方向性を一緒に見つけましょう。

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