外観

学校名 鎌倉学園中学校
共学・別学 女子校
住所 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜2丁目10−4
ホームページ

https://www.kamajo.ac.jp/

総合難易度:★★★★☆

  • 算数難易度:★★★★☆
  • 国語難易度:★★★☆☆
  • 理科難易度:★★★★☆
  • 社会難易度:★★★★☆

鎌倉女学院中学校について

鎌倉女学院中は神奈川県の中高一貫女子校(高校からの受け入れはなし)で、神奈川難関校のひとつです。
進学実績としては、毎年早慶上智理科大・MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)に数多くの合格者を出しており、進学校と言える。
教育内容としては、TOEFLの校内受験をするなど英語教育が盛んで、高校3年の夏までに生徒の約9割が英検2級を取得しています。
また、音楽や芸術も盛んで、音大や美大を進学する生徒向けの授業があり、ほぼ毎年のように東京芸術大学への進学者も出している。

 

入試の特長

①理科・社会の配点が高い(算数・国語と同じ)

②内容としてはオーソドックスな問題に加え、思考力を問う問題が出題される。

③問題数が多いためスピードが要求される。

科目別の分析

科目別出題形式・タイプ分析

科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・要途中式 難問出題率 出題タイプ 合格最低ライン
国語 100点 45分 やや多い やや難 30% 10% A 60%
算数 100点 45分 普通 普通 0% 10% A 60%
理科 100点 45分 やや多い やや難 5% 15% AB 60%
社会 100点 45分 多い やや難 10% 10% A 65%

 

出題タイプの解説

  • Aタイプ全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。
  • Bタイプ全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。
  • ABタイプ全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目 出題されやすい単元・形式
国語

●説明文

●物語文

●漢字の読み書き

●品詞・用法

●ことばの知識

算数

●平面図形・立体図形

●速さ・旅人算

●数の性質

●割合

●場合の数

●還元算

理科

●物理(力のつりあい)

●化学(気体・水溶液)

●生物(動物・植物のしくみ)

●地学(天体・気象)

社会

●地理総合

●歴史総合

●公民総合

鎌倉女学院中学校の科目別攻略方法

国語の攻略方法

国語の出題傾向と学習方法

長文問題では選択問題でもやや難度が高い問題が出題されたり記述問題の比重がやや高いので、読解練習・記述練習を充分に積むことが重要である。記述は1~2行程度の短文記述形式が多いので短文記述の練習をすることが効果的である。知識問題では漢字の読み書きとことばの知識、品詞・用法をおさえておくことが肝心である。

 

試験で高得点をとるポイント

まず漢字などの知識問題を手早く解答し、その後読解問題、記述問題に取り組むのが効果的である

算数の攻略方法

算数の出題傾向と学習方法

大問1では分数・少数の四則演算、□を求めさせる計算などの計算問題が、大問2では単位換算、割合と比、速さ、角度、約数と倍数、概数などの基本問題が出題されているので、ここで点を落とさないように基本練習を徹底することが肝心。大問3では応用小問が出題され、大問4以降ではもう少し難度の高い応用問題が出題されているが、特に難問ではないので典型的な応用問題をよく練習しておくことが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

大問1・2番をまず全て解き、大問3番もなるべく全て解答するようにし、残り時間で大問4以降もできるだけ解答することが有効である。

理科の攻略方法

理科の出題傾向と学習方法

実験・観察を中心にして考えさせる問題が多く出題されているので、実験・観察の結果から読み取る問題を数多く解いて充分に慣れておくことが肝心。また計算問題もよく出題されるので、典型的な計算問題はきちんと解けるようにしておくことが重要である。

 

試験で高得点をとるポイント

まず知識で解ける問題からどんどん解いていき、要思考力問題や計算問題もできるだけ解答するようにする。

社会の攻略方法

社会の出題傾向と学習方法

難度の高い問題は出題されていないが、問題数が多いので、手早く正確に解けるようにしておくことが重要。全分野からまんべんなく出題されるので、苦手分野を作らないようにしておくことと総合問題形式の問題に充分に慣れておくことが肝心である。

 

試験で高得点をとるポイント

問題が多いので解ける問題から手早くどんどん解いていくことが肝心である。

科目別類似問題傾向の学校

科目 問題傾向が似ている学校
国語

桜蔭中、鷗友学園中、英和女学院中、香蘭女学校中

算数

捜真女学校中、国府台女子学院中、和洋九段女子中

理科

 

社会

鷗友学園中、吉祥女子中、光塩女子学院中等科

対策まとめ

榎本先生

鎌倉女学院中の攻略ポイントは、「理科・社会の対策」、「典型的な応用問題の演習」、「処理スピードの向上」の3つです。

まず、4科目の配点がすべて100点と理科・社会の比重が相対的に非常に高いので、理科・社会を軽視することなく、しっかりと対策を取ることが必要です。

問題の内容としては応用レベルではあるもののオーソドックスな問題が多く出題されるので、典型的な応用問題を中心に演習しておくことが必要です。

また、試験時間に対して問題数が多く処理スピードの早さが要求されるので、同じ問題を何度も反復演習することで解き方の方針がすぐに思い浮かぶようにする訓練が必要です。

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