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学校別出題傾向と対策 豊島岡女子学園中学傾向と対策
中学受験向け傾向と対策
各校別傾向と対策
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出題形式・内容の全体的な傾向
東京23区内で、非ミッション系ということから桜蔭中との併願を増やし、伝統校から難関校へとシフトしている。が、入試問題の全体的な傾向は、桜蔭中よりも、やや女子学院中に近い位置づけにあると言える。日頃から根本的な原理の把握する要領を得ていること、本番の試験でも要領よく対処することが肝腎である。
科目別出題形式・タイプ分析
科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・
要途中式
問題率
要思考力
問題率
難問
出題率
出題
タイプ
合格最低
ライン
国語 100点 50分 標準 やや難 20% 10% 17% 65%
算数 100点 50分 標準 標準 0% 17% 8% AB 70%
理科 50点 理社合計
50分
多い やや難 5% 15% 15% 65%
社会 50点 理社合計
50分
多い やや難 5% 15% 15% 65%
出題タイプの解説
この学校を受験するのに向いているお子さんのタイプ
基礎が確実に定着できているタイプ。
毎朝の運針に代表されるように、厳格な教育方針についていこうとする気概のある子。
図や表での理解が得意なタイプ。
素早く学習がこなせ、要領よく本質をつかむことができるタイプ。
科目別出題傾向分析
科目 出題されやすい単元・形式 あまり出題されない単元・形式
国語 説明文
物語文
漢字の書き取り
随筆文、詩・短歌・俳句
漢字の読み、文学史
作文
算数 四則計算
規則性・数列、数の性質、場合の数
平面図形・立体図形
速さ・速さと比・速さとグラフ/水位とグラフ
割合・比
N進法
推理・推論
確からしさ



理科 物理/力のつり合い(計算問題が多い)
化学/水溶液、溶解(計算問題が多い)
生物/動物、植物、人体
地学/天体、気象
音・光
燃焼

環境問題
社会 歴史、地理、現代社会だが、世界地理をふくめた地理、歴史では近・現代史の割合が他校と比べてやや多い。 地理の中の山地・山脈・平野・川を答えさせる問題は少ない。


全体的な対策や必要な能力・技術
基本をおさえてから応用に進む、そしてそのスピードにこだわるということを徹底して学習を進めてほしい。算数・国語の2科目については、典型的な出題スタイルなので模擬試験のような印象も受けるかも知れないが、そのためにも苦手分野を無くし、典型的な問題は解法を一通りマスターしていることが重要。理科・社会では、図や表の読解や、一見知らない用語を類推して解かなければならない問題もある。慌てずに、しかし確実に素早く処理できるようにする能力があると有利。
科目別対策
科目 学習すべき内容・学習方法 試験での得点方法
国語 説明文と物語文の構成だが、問題文の読解の難度は高い。また記述の制限字数は少なめだが、抽象化のレベルは高い。細部の読み取りが合否の分かれ目になることも多く、紛らわしい選択肢をてきぱきと見極める術を身につける学習を積んでいこう。また、語句の知識や漢字も着実におさえながら、段落分けの問題まで出題される。説明文と物語文にしぼっているが、その中での出題の広がりは大きい。
他校の入試問題で、傾向が似ているところとして、聖光学院と白百合学園が挙げられる。また、出題スタイルは間逆だが、物語文の出典については麻布中と重なることが多い。2日から始まる同校の試験対策として1日の麻布中の文章を見ておくのも一つの手だろう。
読解を確実にこなせないと、選択問題でも大きく失点してしまう。説明文の主旨、物語文の場面展開・心情の変化はしっかりおさえたい。
それとともに、漢字、語句の知識など、取れるところは先に取っておくことを忘れずに臨みたい。













算数 四則計算、典型的な一行問題から入り、後半やや難度が高い問題が並ぶ。その後半に思考力が必要な問題もある。
要領よく、バランスよく実力をつけることが肝腎。
規則性・場合の数・数え上げでは、武蔵中や渋谷教育学園幕張中の問題、あるいは『中学への算数』の該当号を見ておくと、本番で慌てることはほぼないであろう。全体的な傾向としては、女子学院中、渋谷教育学園渋谷中、神奈川大学附属中に似たところを見出せる。
後半に思考力が必要なやや難しい問題もあるが、これに取り組むためにも、前半で規則性や数列、場合の数・数え上げが出題されたときに、時間を使いすぎないことが重要。
平常心で臨みたい。








理科 物理・化学・地学・生物から1題ずつの出題。物理と化学からは計算問題の出題が極めて多い。図や表の読解も必要なので、日頃からテキストに載っている図や表、また実験についてはその意味を100%理解し、その理解を100%説明しきれるくらいに仕上げておきたい。
達成目標を200%においておくくらいが、本番に対応する力をつけるにはちょうどいいだろう。とはいえ、基本を究めることに他ならない。桜蔭中の入試問題が似た傾向にある。
知識で解ける生物・地学分の問題と計算や思考力が必要な化学・物理の問題、同校の受験生なら後者を苦にしないタイプが多いだろう。自分の得意なところ、手早く解けるところから解き、他の受験生に負けないようにしたい。






社会 漢字指定もある中での、正確な知識の暗記が求められる。各回の授業を着実にインプットし、確実にアウトプット(各回の試験)する意識をもって取り組みたい。そこで間違えたところや気になるところを、自分で一問一答式にしてまとめる暗記ノートを作ると効果的だろう。だが、それだけで済ましてしては足りず、レベルの高い時事問題に対処できるよう、3ヶ月前から2冊以上の時事問題集を解き、また知らない用語でも類推してその内容をつかむことは日頃から練習しておく。 知らない用語が出てきても慌てない。類推して、それでも分からなければ後回しにしよう。現代社会の中では、憲法・国会で典型的な解きやすい問題が比較的多く、そこからの出題があれば早めにつぶそう。








科目別来年度出題予想
科目 来年出題が予想される単元・形式
国語 説明文・物語文の2題と漢字の書き取りというスタイルは不変。また難易度も例年並だろう。出題のバリエーションはかなり広いが、その広い中から拾うというスタイルで極めて安定している。物語文の出題は、新刊・新作からが多く、2008年10月~09年8月までに出題された話題作に注目したい。
算数 頻出の規則性・場合の数・数え上げの問題が、前半に標準レベルの問題として出てくるか、後半に応用レベルの問題として出てくるか、そのどちらかの可能性が高い。四則計算、典型的な一行問題から入り、後半レベルが上がる。途中式はなし。このスタイル、難易度は不変と考えるのが妥当だ。
理科 物理・化学・地学・生物から1題ずつの出題。物理・化学で計算が多いというスタイルは踏襲される。
地学はこれまで何度も出ているが、天体を太陽の周りを地球が公転する図とともに出題する問題には注意を払いたい。とくに2009年7月22日の皆既日食と関連させて出題されるかも知れないが、全体的には形式・難易度ともに横ばいであろう。
社会 世界地理をふくめた地理、歴史では近・現代史の割合が他校と比べてやや多いと、現代社会に比重がかかり、受験生にとっつきにくい印象を与える出題形式だろうが、今年は今のところ裁判員制度くらいのもので、時事問題の題材が少ない。2010年のサッカーワールドカップ関連の問題まで注意して、世界の国々をおさらいして臨むと取れそうな問題の出題があるかも知れない。このような年は典型的な問題の難易度が上がる可能性がある。
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