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学校別出題傾向と対策 神奈川大学附属中学傾向と対策
中学受験向け傾向と対策
各校別傾向と対策
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出題形式・内容の全体的な傾向
典型的な入試問題である。言い換えれば、プロ中のプロがつくった受験生のつぼをよくおさえた問題である。
算数に40点の足きりがある。他がどんなによくてもここで引っかかると合格はかなわない。バランス型であることにこしたことはないが、算数は丹念に鍛えておくことが全体的にも重要な対策となる。
科目別出題形式・タイプ分析
科目 配点 時間 問題数 難易度 記述・
要途中式
問題率
要思考力
問題率
難問
出題率
出題
タイプ
合格最低
ライン
国語 100点 45分 標準 標準 15% 8% 5% 60%
算数 100点 45分 標準 やや難 0% 10% 15% AB 65%
理科 100点 45分 多い やや難 8% 10% 5% 60%
社会 100点 45分 やや多い 標準 5% 10% 5% 65%
出題タイプの解説
この学校を受験するのに向いているお子さんのタイプ
自ら学習ペースをつくり、なおかつ繰り返し解きなおすことを苦にしないタイプ。
身の周りのことに関心をもって、それらを相互に関連付けて考えることを好むタイプ。
箇条書きや、50字程度の短めの記述をするときに、ポイントをおさえることができるタイプ。
科目別出題傾向分析
科目 出題されやすい単元・形式 あまり出題されない単元・形式
国語 漢字
説明文
段落の役割、指示語、接続語と関連した問題
物語文
語句の知識、50字程度の記述
詩、短歌、俳句
文学史
漢字の読み



算数 四則演算
平面図形・立体図形・割合・速さ
量と測定
数量関係
N進法
確からしさ
推理算
年齢算
理科 物理(25%)…電流、力のつりあい
化学(25%)…水溶液の性質、中和、気体の発生、燃焼
生物(25%)…植物、動物、人体
地学(25%)…気象、天体、岩石・地層
浮力、音と光




社会 地理(30%)…テーマを切り口にしたリード文
歴史(40%)…テーマ史
総合(25%)…時事問題、政治など現代社会や環境問題
とくになし
全体的な対策や必要な能力・技術
基本~標準レベルの問題を繰り返し解き、できなかったところや、ポイントをノートにまとめる地道な学習が実を結ぶ。箇条書きでいいので、書き出すことを苦にしないようにする練習を積んでほしい。
理科では実験や観察をもとにした問題の対策、また社会では地理の統計や歴史的出来事がどこであったのかを地図で確認するといった出やすいところに特徴がある。これらのポイントを丁寧におさえていこう。一般的な模試の復習も、模試復習ノートをつくり、50%問題と30%問題を完璧にできるまで復習し、
統計や図表、実験をともなう問題は特に念入りに取り組みたい。理科・社会の比重が高いので、時間をつくって対策しよう。
科目別対策
科目 学習すべき内容・学習方法 試験での得点方法
国語 漢字の書き取り、説明文、物語文という構成である。分野でいえば、説明文が、出題形式でいえば50字程度の記述が合否を分けると言って過言ではない。説明文の読解がやや難しく、ちくまプリマーブックスや岩波ジュニア新書あたりを難なく読めると苦戦は免れるだろう。
また物語文では、予定調和とも言える問題もある。主人公の成長を促す厳しい肉親や教師が登場するような文章が題材に選ばれやすい。
語彙力を駆使し、記述の文末表現にこだわる。50字程度の記述は、反対から考えるなどのテクニックが通用しやすい。あきらめずに、すこしでもいいから書こうとすることで、合格点まで達するだろう。






算数 広く浅く、全体的に基本~標準問題を繰り返し解く。もちろん、計算力も標準以上のレベルまで引き上げたい。図形・速さ・割合が頻出なところも典型的な入試問題と言えるゆえんである。基本的な、図形・速さ・割合の性質を早めにおさえておくようにしよう(6年の夏休みまでにこれができれば合格が見えてくる)。模擬試験の50%問題30%問題の丁寧な復習が重要。最終問題は、思考力問題の良問が出されることが多いが、これにとらわれ過ぎるのは得策ではない。 1問5点という配点からして、典型的な入試試験である。
ただ、最終問題以外で2の小問集にやや難しい問題が入っているケースがよくある。簡単な問題から、しっかり得点を重ねることが肝腎。








理科 実験や観察をもとにした問題が多い。受験用の教科書・テキスト・問題集をくまなく見るようにして、ポイントをノートにまとめたい。また短めの記述があるので、直前期に一度まとめて対策するとよい。物理・化学は他校同様点差がつきやすいが、同校の出題は極めて基本的である。日頃から、理科の計算問題のパターンを修得しながら、苦手をつくらないように進めることが重要である。 基本的な問題が多いので、一問一問とっていく。対策がうまくいっていれば、物理・化学の分野で満点も狙える。作図では、プロットと線をそれぞれしっかり描き込もう。






社会 漢字指定が多いので、重要な地名や歴史的事項、人物名などは日頃から漢字で覚えることを心がけたい。とにかくまんべんなく出題されるので、まんべんなく学習すること。気が抜ける時期はないが、6年の夏休みのカリキュラムは、ほとんど地理・歴史・現代社会を網羅するように組まれるので、この時期にどれだけできるようになるかがカギである。夏の終わりには過去問もはじめられるとよいだろう。 読解に時間がかからないよううまく時間配分すること。選択肢問題が多いが、問いが何を聞いているのかをしっかり見極めよう。得意な単元から手をつけるといいだろう。







科目別来年度出題予想
科目 来年出題が予想される単元・形式
国語 説明文、物語文、漢字書き取りの大問3問構成は変わらず、また中に50字記述が2問程度配置される出題形式も踏襲されるだろう。難しい、くせのあるといった印象は受けにくい問題文から出題も直球である。説明文では筆者の主張とその理由、物語文では登場人物の心情(心情の変化)とその理由(きっかけ)、あるいは主人公の成長といったところが問題の核心となる可能性が極めて高い。
算数 四則演算からはじまり、小問集、大問へと移行する構成は変わらない。頻出の平面図形、速さ、割合が、この小問集に組み込まれるだろう。最終問題は、御三家クラスで出題されてもおかしくないような思考力重視、あるいは緻密に調べることを求める問題が出るだろう。合否の分かれ目は、それまでの問題を如何に確実に解けるかにかかってくる。
理科 物理、化学、生物、地学からそれぞれ25%ずつの配点は例年どおり。短めの記述問題あり、作図問題あり、また物化生地それぞれから複数単元出題されるため、来年もまた、てんこ盛りの印象を受ける出題になるだろう。地道な努力が実を結ぶオーソドックスな入試問題となりそうだ。
社会 テーマに沿ったやや長めのリード文を読み、それを基に答えさせる出題形式となる。地理(30%)、歴史(40%)、総合(30%)の構成になるだろうが、その中での出題範囲・単元についてはヤマをはることは難しい。強いて挙げるなら、総合の中に日本国憲法、三権分立について問う問題が出題され、歴史・地理も身近なこと、話題となっていることとの関連から問う問題が出題されやすい傾向にあるので、神奈川の歴史・神奈川の地理、また時事問題集に載っている総合問題、時事問題を切り口に解く地理・歴史の問題に慣れておくと解ける出題がある可能性は高いと言える。
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