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h_akenohoshi

過去の分析と特徴

過去の分析

総合難易度:★★★★
算数難易度:★★★★
国語難易度:★★★★
理科難易度:★★★☆☆
社会難易度:★★★☆☆

浦和明の星女子中は、埼玉県さいたま市にある完全中高一貫制のカトリックミッションスクールです。
真摯な教育姿勢が特徴で、開校時、定員を埋めるために合格点を下げるなどはせずに学校側の合格基準に達した生徒のみを受け入れるという方針でスタートしたため、生徒と教職員の数が10数名ほどでスタートしたという歴史があります。
こういった真摯な姿勢が認められ、今日では女子教育を行う学校として確固たる地位を築いています。
大学進学も好調で現役進学率は85.6%と高く、東京大学をはじめとする国公立大学、早慶上理といった難関私大への進学者を数多く輩出している進学校です。

特徴

①算数では初見の問題に対する思考力が要求される。
②国語では約120字の記述問題が出題され、そこで差が付く。
③理社は網羅的かつ正確な知識が要求される。

合格への対策

科目別出題形式・タイプ分析

科目配点時間問題数難易度記述・要途中式要思考力問題率難問出題率出題タイプ合格最低ライン
国語100点50分やや多いやや難15%20%15%AB66%
算数100点50分やや多いやや難0%80%30%AB66%
理科50点50分(理社合計)やや多い普通0%10%5%A64%
社会50点50分(理社合計)やや多い普通0%5%5%A68%

出題タイプの解説
A
タイプ
全体の9割以上が知識や公式を知っていて、その活用法が分かっていれば解ける出題の学校。 B
タイプ
全体の3割以上が正解を出すために、思考力や発想力を必要とする問題の学校。 AB
タイプ
全体の1割から3割がBタイプ(正解を出すために思考力や発想力を必要とする問題)の学校。

科目別出題傾向

科目出題されやすい単元・形式
国語●漢字の読み書き
●小説・物語文
●論説・説明文
(韻文が出題されることもあり)
算数●数の性質
●特殊算
●規則性
●速さ(旅人算)
●平面図形
●立体図形
理科●物理・化学・生物・地学分野から幅広く出題
社会●日本の地理
●日本の歴史
●公民
●時事問題

科目別対策

科目学習すべき内容・学習方法試験での得点方法
国語大問2題(設問数は約25問)の問題構成で、論説・説明文から1題、小説・物語文から1題が出題される(韻文が出題されることもあり)。また、漢字は読解問題に内包される形で出題される。
浦和明の星の特徴としては、抜き出し形式が非常に多い点と、約120字ほどの記述問題がある点の2点が挙げられるだろう。
抜き出し問題は、本文を読解した後に設問を読むのでは、該当箇所を探すのに時間がかかってしまうことが多い。日ごろの学習の際から、まずは設問を読んでから本文を読むという習慣をつけておきたい。
また、120字ほどの記述は配点が多いため避けて通ることはできない。記述の演習を重点的に行っておくことが必要不可欠だろう。
また、漢字の読み書き問題も約15点分あるため、毎日少しずつ漢字練習をする習慣をつけておきたい。
論説・説明文と小説・物語文の得意な方からまず解いていくのが良いだろう。
その際、あらかじめ設問(特に抜き出し問題)から先に読んでおき、本文を読みながら抜き出し箇所を探すなどの工夫をして時間の短縮化を図る。
そして漢字・記号選択・抜き出し問題をスピーディーに終わらせたら、最後に腰を据えて約120字の記述問題に取りかかりたい。
算数大問5題(小問数は約25問)の構成で、配点には偏りがなく1問4点となっている。解答形式は、途中過程を書く欄はなく答えのみ記入する形式である。
大問1では計算問題と応用小問が、大問3以降では独立した応用問題が出題される。
全体を通して難問はなく標準的なレベルの問題が多いが、典型的な問題は少なく、その場で「思考する力」が強く求められる。そのため、浦和明の星攻略のためには、「典型問題を確実に正解すること」と「初見の問題に対峙し思考する力」の2つが必要不可欠である。
前者の「典型問題を確実に正解する」ためには、標準レベルの問題集を網羅的に解き、なおかつミスを極力減らす訓練が必要だろう。
後者の「初見の問題に対峙し思考する力」は、日ごろから分からない問題に出会ったときに安易に解答を見るのではなく、ひたすら自分で考え、答えを探し出す作業を怠らないことが重要だ。頻出であり、思考が要求される規則性の問題や数の性質の問題などを数多く解き、思考力を養っておきたい。
まずは大問1を速やかに解く。
その後、大問2~5に一通り目を通し、解けそうな問題から順次解答していく。
時間的な余裕はないので、分からない問題で時間を浪費しないように、大問1つあたりに費やす時間をあらかじめ決めておくことも重要になってくるだろう。
理科大問4題(小問数は約25問)の構成で、物理・化学・生物・地学分野からバランスよく出題されている。解答形式はほぼすべてが記号選択で、一部計算問題も出題される(平成25年度入試では1問のみ)。
分野での偏りがあまりないため、全分野を網羅的に学習する必要があるだろう。また、出題の難易度は標準的だが、選択肢の数が多いので、正確性が求められる。そのため、標準的なレベルの問題集を抜けもれなく学習し、曖昧な部分を残さないように正確に学ぶことが必要だろう。
問題数がやや多く、かつ試験時間は理社あわせて50分なので、時間配分を間違えれば大きな失点につながる。そのため、まずは時間配分を明確に決めてから解き始めることが重要になる。
時間配分が決まれば、順次問題を解いていく。
社会大問2~3題(小問数約40問)という問題構成で、地理、歴史、公民分野からバランスよく出題される。大問数が2題の場合は、地理と歴史の融合問題といった形で出題されることが多い。
分野に偏りがなく、幅広く出題されるため、理科同様に網羅的に学んでいることが必要不可欠となる。
また、解答形式は記号選択、適語記入のみで記述問題はあまり出題されないが、適語記入では漢字指定が付くことが大半である。
よって、社会でも理科と同様に、標準的なレベルの問題集を網羅的に学習し、なおかつ正確に学ぶことが必要だろう。
問題数がやや多く、かつ試験時間は理社あわせて50分なので、時間配分を間違えれば大きな失点につながる。そのため、まずは時間配分を明確に決めてから解き始めることが重要になる。
時間配分が決まれば、順次問題を解いていく。

対策まとめ

浦和明の星女子中合格に必要なのは、「算数での思考力」、「国語での記述力」、「理社の網羅的かつ正確な知識」の3つです。
まず、算数では標準レベルではあるものの思考を要する初見の問題が数多く出題されるため、初見の問題でも自分の頭で考え、正解を導き出す思考力が強く要求されます。
また、国語では記号選択・抜き出し問題が大半を占めますが、そこではあまり差がつかず、約120字の記述問題で差が付きやすくなっています。そのため、記述力の有無が合否に大きな影響を与えることになるでしょう。
最後に、理科・社会では分野に偏りなく幅広く出題され、なおかつ正確な知識がないと失点する問題が多いため、網羅的で正確な知識の有無によって点数が決まると言えるでしょう。

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