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“国語なんてフィーリングや才能じゃないの?”
“国語の勉強方法が分からない!!やっても無駄。”
なんていう方は、今すぐに考え方を変えましょう!国語ほど重要な教科はありません! |
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まずは文章を音読しましょう。言葉というのが音から始まっているものである以上、声に出して読むというのはとても効果があります。これは英語の項目でも述べますが、音読をしていく中で単語や漢字や熟語表現というものがスムーズに暗記できるのです。これは文脈や音を関連付けることによって記憶するための条件が増えるからです。
音読の目標はスラスラと詰まることなく、文脈を取りながら知らない言葉もない状態で最後まで読み進められるようになるまでです。何度も繰り返すうちに、次第にスムーズになり読む速さも速くなっていくのが目に見えて分かると思います。句読点や、息継ぎにも意識しながら続けましょう。この段階でつまづく人や無視している人が多く、ご両親や指導出来る人が見てあげられれば非常に効果的です。親じゃ嫌だという方には家庭教師などがオススメです(笑) |
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精読は、音読の段階でスムーズに読めるようになってから、内容の理解に取り掛かる段階です。特に論説文のような文章の内容は少しとっつきにくいので、まずは段落ごとのまとめをする練習から始め、最後に全体を通して各段落がどのようなつながりをもち、どのように文章が出来ているのか、そしてそこで筆者の結論は何なのかということが分からなければなりません。これは、指導する側にも高い技術が必要であり、家庭教師や塾などの講師でも指導が出来る人は多くないでしょう。この段階が身に付くと、選択肢問題が確実に取れるようになります。 |
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最後に記述力ですが、これは上の2つとは大きく異なり、自分の頭の中にある考えをまとめ、筋道を立てて外に発信するという作業が必要になります。実は理解することと説明することとは大違いで、成績が悪い子供に会ってみると実際に話がほとんど通じない、上手く説明も出来ないから非常に幼稚な言葉でしか物事を話せないという状況が多々見受けられます。記述には、根幹となる一文にひとつずつ丁寧に理由説明や状況説明の修飾文を加えていく訓練が必要で、これは多人数授業の塾ではほとんどカバーすることは不可能に近いでしょう。 |
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子どものことばを考える場合には、だいたい大人のことばと対立させて考えるのが普通です。大人のことばのほうが普通であって、子どものことばのほうは普通でないということでしょう。
ちょうどそれと同じような考え方が詩のことばについてもなされます。つまり、日常のことばというのは普通であって、詩のことばは何か特殊(とくしゅ)なことばであるというような発想です。 |
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『論理エンジン』より抜粋 |
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問題
下線部「特殊なことば」とありますが、それはどのようなことばであるか、「・・・ことば」と続くように五字で抜き出せ。 |
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まず、問に入る前に! |
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論説文には多くの場合、命題と対立命題という対比関係があり、それを把握することが重要です。 |
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まずは、いきなり解き始めるのではなく文章の構造をまとめてみましょう。はじめに文章のテーマを考えると、これは【ことばの考え方】についての文章であると言えます。次に、文章から読み取れるキーワードを抜き出してみると、子どものことば・大人のことば・日常のことば・詩のことばのようなものがまずは目に付くと思います。ここまでを踏まえて、これらの対比関係を考えてみると以下のように図式化できます。 |
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この構造をしっかりと把握した上で、問題に取り掛かってみましょう。 |
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最後の文には、特殊なことばは「詩のことばは何か特殊なことばである」と書かれています。
ここで、上の対比関係から詩のことば = 普通でないという構造が分かるので、 |
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正解は、普 通 で な い こ と ば となります。 |
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自分の姿勢を低くする。相手を見上げるようにする。そうして相手と自分との関係、位置をしっかりとたしかめつつ、少しずつ相手方ににじり寄って行く。こういうフィジー的作法は、私たちの社会では少しずつかげをうすくしつつある。
それに代わって、上品なことばを、香水をふりかけるように、相手と自分とのあいだにふりまく、こういうていねい、上品の空気に満たされつつある。人と人との距離は、こうして開いていく。こうして人は、だんだん (1) 。人を傷つけることもないかわり、自分も傷つくことはない。安全とていねいとの日本語の社会が、こうしてでき上がってゆく。 |
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『論理エンジン』より抜粋 |
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難しい長文はいきなり読んでもよく分かりませんよね。そんな時に一番初めにやることはなんでしょうか?
それは、本文を読む前に問題を読んでみることです。 |
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問題
下線部「安全とていねいとの日本語の社会が、こうしてでき上がってゆく」とありますが、その「日本語の社会」と比べて、もともとの日本語の社会にはどういう要素が強かったと、筆者は考えているか、次の中から最も適切なものを一つ選びなさい。 |
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ここから読み取れる文章のポイントをあげてみましょう。 |
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まず、テーマは「日本語の社会」であることが読み取れます。そして、「もともと」という語から、時間的な変遷があること、現在の特徴は「安全とていねい」であることが分かります。つまり、「現在の安全とていねいとの日本語の社会」と「もともとの日本語の社会」との対比を考えて読んでいけばいいことが分かります。この状態でもう一度読んでみましょう! |
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「日本語の社会」というテーマの対立命題は「フィジー的作法」です。ここで、そのことばの意味が分からないからダメだという人もいるでしょう。しかし、問題は対比の関係と内容ですからことばの意味は分からないままでも大丈夫です。 |
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この文章の場合、この対立関係があります。 |
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では、実際の選択肢を読んでみましょう。 |
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| ア |
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ことばによって自分の品位を保とうとするよりも、他人に親しみを与えることを大切にするという要素。 |
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| イ |
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ことばづかいにより、相手に対して下手にでることで、その相手に気に入ってもらおうとする要素。 |
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| ウ |
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ことばに一人一人の気持ちをこめることにより、みんなに通じるわかりやすい表現を守っていこうとする要素。 |
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| エ |
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相手との関係をことばをつかいわけながら確認し、しだいに相手との関係を深めていくという要素。 |
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わかりましたか?「相手との位置の確認」「にじり寄る」という特徴から(エ)が正解だと分かります。では次もみてみましょう。 |
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問題
(1)の中に入る適切なものを選んで記号で答えなさい。
ア,水をさしていく
イ,水に流していく
ウ,水くさくなっていく
エ,水を打ったようになっていく |
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ここでも、先ほどの対立関係がポイントです。「こうして」の前文を読むと、「人と人との距離は、こうして開いていく。」とあるので、それに続く内容はその言いかえを選べばいいわけです。つまり、人との距離が開くような意味を持つ慣用句は(ウ)の「水くさくなっていく」です。このような論理的な構造に注意して読んでいくことが重要です。 |
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